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カテゴリ:スポーツ
今年から始まった、アジアシリーズ。 日本・韓国・台湾・中国の4国の代表チームがアジアNo1を決める大会だ。 日本代表は、今年の日本シリーズを完勝した千葉ロッテマリーンズ。 各国総当りの予選を経て、上位2チームによる決勝。 予選3戦全勝の日本(ロッテ)対、台湾に3-4で競り勝った韓国(サムスン)の戦いとなった。 試合はロッテが、今季を象徴する戦いぶりで勝利を収めた。 1-1の同点で迎えた3回にベニーの2点タイムリーで勝ち越しに成功。 4回には途中出場の渡辺正の2点本塁打で、追加点を奪った。 投げては先発の渡辺俊介が、要所を締め、6回を1失点に抑えた。 7回以降は惜しみなく“YFK”を投入。7回を藤田、8回を薮田、9回を小林雅が締め、逃げ切った。 大会MVPはベニー。 活躍は文句なしだ。 勝負のヤマ場は4回。 2アウトで塁に出た、1番西岡。今期のパリーグ盗塁王だ。 スタンドのファンは「リー」「リー」の大合唱。 誰もが西岡の盗塁に期待した。 TV解説の赤星(セリーグ盗塁王)も「ここは行くしかないでしょう」と確信コメント。 しかしこの時「ボビーマジック」があったのだ! 一塁の西岡になんと「盗塁禁止」のサイン! 西岡は盗塁するぞ、と見せかけ、投手の気をひく。 相手投手は、再三のけん制の末、盗塁阻止のために、ストレートを投げた! オマエの相手は西岡じゃなくて、俺だ!! 打者の渡辺正人は狙いすまし、フルスイング! 見事に打球はレフトスタンドへ一直線!! 勝利を決定付けた2ランホームランだ。 渡辺は「盗塁ストップのサインが出ていたので、ストレート一本だけ狙って打ちました。完ぺきに打つことができた」と満足コメント。 サムスンバッテリーが西岡の盗塁に警戒する場面。あえて西岡を制止した“ボビーマジック”が、相手のストレートをど真ん中に呼び寄せたのだろう。 ロッテは交流戦、パ・リーグ、日本シリーズ、そして、アジアシリーズを制し、“4冠”に輝いた。 すごいことだね。 フロックなんかじゃなくて、完全に実力での勝利です。 来期もボビーは続投のようですね。ますます楽しみです♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/11/15 04:29:45 AM
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