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テーマ:ジーコ日本代表(421)
カテゴリ:スポーツ
ずっと抱えてきた問題は解決していないね。
それが「ジーコジャパン」と言ってしまえばそれまでなのだけど。 ★やはり序列は崩れず。 日本代表・直前の3試合で結果を出した「30番台」は結局、「列の後ろに並ぶ」だけだったね。 長谷部あたりを試してほしかったな。 おそらく、本大会に残る23人も、特にサプライズも無いまま決まるだろう。 まぁ、それが「ジーコジャパン」と言ってしまえばそれまでなのだけど。 ★やはり起きた守備のほころび。 宮本は3バックでの統率力はとても秀でていると思う。 ディフェンスの中央に君臨して、両脇の中澤と田中(坪井)を見事に操ることで、ピンチを未然に防いで、抜群の安定感を誇ってきた。 日本最高のセンターバックのひとりだと思う。 しかし、サイドをえぐる相手との試合の場合、どうしても4バックのほうが安定力が増す。そのため、3←→4への移行がスムーズに行えるように、ジーコが改造着手。 しかし、4バックでの宮本は、全くと言っていいほど、輝きを失うのだ。 彼は両脇を「操り」、リスクを「未然に防ぐ」ことに秀でたDFだから。 自身がリスクと対峙し、1対1で勝ちきるタイプのDFではない。 このため、ボスニア戦のように、4バックでサイドをえぐられて攻撃される場合、これに対応する能力は高くない。 4バックでの中央2枚は、中澤+宮本よりも、中澤+坪井・茂庭・ひいては松田や闘莉王あたりのほうが能力が高いのではないだろうか。 しかし、今さら変更はできないだろう。連携力を考えたら、キャプテンに任命する宮本の存在はジーコの生命線だから。 ★あいかわらず「諸刃の剣」。 宮本ひとりを責めるのは酷だ。 もし守備に安定感のある左SBがいれば、「4バック宮本」のリスクはかなり軽減されるから。 しかし、ここには「ジーコ特待生」が君臨するのだ。 以前にも書いた「諸刃の剣」こと、アレックスだ。 世界に通用するかどうか、は未知数だという前提をつけるが、日本では代表クラスになる高度な攻撃力、ドリブル突破力、クロスの精度、そしてマリーシアの数々(笑) さらにポルトガル語を操る。まさに「ジーコ特待生」のひとりとして、例外なく重宝されてきた。 しかしこのヒトの守備力は、見るに耐えない。 最近はみんなも慣れてしまったようで、まぁしかたないね。という雰囲気が漂いつつあるのだが、ここに欠陥があるのは、誰の目で見てもあきらかだ。 しかしこの「諸刃の剣」をどーしても装備するジーコ。 本大会で、日本代表に「致命傷」を与えるのは、もしかしたら相手チームではなくて、「諸刃の剣」の跳ね返りの傷だったりするのではないだろうか。。。 ナカ~タのダイビングヘッドで、起死回生のドロー。 ううむ。問題山積みなのに、この結果オーライは、いただけない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/03/02 04:48:55 PM
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