そういう構図か?
なにやら慌てた様子の母から電話があり。何事かと思ったら、私の叔母の1人が「式に欠席する」旨の返事を出したとのこと。その葉書はまだ私の手元には届いていないのですが、そのことについて母が 「今ね、○ちゃんを説得してるから欠席扱いにするのは待ってて!」と言ってきたのでした。それを聞いた私は もちろん来てもらいたい気持ちは山々だけど、欠席なら欠席で無理強いできるものでは ないから、別に説得なんかしなくて構わないんだけどなーと思い、母にそう伝えると 「それがね、理由が『ちょうど入る服がないから』って。でも本当は来たいんだろうと 思うから『もうそうない機会(←親戚の中で残りの独身者が少ないという意味です)』 なんだから、××さん(=叔母のご主人です)に相談して、ちゃんと話し合って』って 言って、そうするってことになったの。だから‥‥(欠席扱いにするのは待って)」と。それを聞いて 欠席の理由が本当だとか嘘だとか、本当は来たいと思ってるんだか思っていないんだか ‥‥って、そんなことはどっちでも良くない?大体、本人が本当はどう思ってるかなんて なんで母さんに判るのさ??いい年した大人が「欠席する」って言ってるんだから、その 方向で話を進めればいいだけのことじゃない??? 幼稚園児じゃないんだし、自分の 言ったことに責任ぐらい持つでしょーよ?と思い、やはり母にそう伝えると 「でも本当は来たいんだったら可哀想じゃない」と。これを聞いて、自分の記憶の中の非常に嫌な部分のスイッチを押された気分になりました。‥‥何のことかというと。上記の会話で汲み取っていただけるか判りませんが、母は、こう‥‥なんというか、勝手に人の気持ちを忖度するところがあるんです。加えて、勝手に推測した「相手の気持ち」に沿うように、これまた勝手に事を進めてしまうことがあって‥‥。 そりゃまぁ、推測した「相手の気持ち」が当たっていれば「人の気持ちの判る人」という評価にもなるのでしょうが、もしも外れていたら‥‥ねぇ。でもって。これまでの日記で何度か触れたように、ウチの母は「人の話を聞いちゃいねえ」な面があります。この面が上で触れた話と合わさると‥‥勝手に人の気持ちを忖度した挙句これまた勝手に動き出し、「迷惑だから止めて!」と言っても「でも本当の気持ちはそうじゃないんでしょう?」と言い出して止まりゃしない、ということになります。ってか、なりました。‥‥といったことを、夜ご飯を食べながらダンナさんに 「‥‥だからさ~。本当は来たかったのに欠席にしたからって、母が責められるわけじゃ ないんだから、無理矢理来させることなんかないよねー」と言ったところで、ふと ‥‥あ、なんだかんだと母や私‥‥ひいては自分以外の周りのものが自分の思うように ならないから悪いんだと言って相手を責める父の姿勢って、母が相手の気持ちを勝手に (しかも違った方に)忖度してしまう態度から来るの‥‥か?と思ったり。‥‥まぁ、ウチの父も、相手に「どうして俺のことを判ってくれないんだ」と言う人ですから(母は母なりに父のことを「判ろう」としている結果が、上記の母の態度なのかも‥‥ということです)、母の態度と父の言葉のどちらが先なのかは「鶏と卵」なのかもしれませんね。