ねぼけ
私はよく寝ぼける子供だった朝起きるとなぜか母の隣で寝ている「なんでここにおんのん?」「あんたが勝手にきたんやん」自分ではまるで覚えがなく、こんな事はしょっちゅうだったでも私は夢遊病だったので、寝ぼけているといえるのかはわからないが深夜に家中を歩きまわっていたアルプスの少女ハイジがそうなった時は人事に思えなかった20歳も過ぎて部屋で寝ていた時、ふと目を覚ました私は暗闇にしないと眠れないので、目を覚ました時あたりは真っ暗で何も見えず自分は居間で寝てしまったと思い込んだ実際はちゃんと自分の部屋で寝ていたにもかかわらずあまりに暗いので隣の部屋をあけてあかりをいれようとしたら扉がない右に行っても左に行っても壁で、パニックになって扉だと思い込んでるところをバンバンたたいて「だれかーあけてー」と叫んでいたそしてたたいているうちに目がなれて、自分の部屋にいることに気がついてまた寝た結婚してから、夜寝ていて夢を見ていた大きな蜘蛛が私に襲いかかってくるのだそこでふっと目を覚ます夢かと思った瞬間天井の端に大蜘蛛がはりついていたあぶない!と思い、どばっと忍者のように起き上がり危ないとこだったと天井をにらんだつれあいがびっくり仰天して、私の特異な行動に恐れをなして「なに、なに?どうしたん なにしてんの?」「くもや、くもがおる!天井にくもがおんねん」「どこにもいてへんやん、なにゆうてんの!?」あらためてみると蜘蛛はどこにもいなかったまた寝たきっと夢の中の映像が脳にのこっていて実際もみえてるように感じるのだと思うがこの事でずいぶんついあいに気味悪がられた目が普通じゃなかったようで今頃はねぼける事もほとんどなくなった良い事だグレは寝ぼけへんでシロはちょっとねぼけるよ