少しずつ一歩ずつ

毎年恒例，ゲンジボタルを見に行ってきました．

街灯もない，まっくらな道を小川ぞいに歩いてホタルを探します．
去年に比べると今年はちょっと少なめだけれど，何匹か集めれば本当に本も読めるかも，と思うくらい明るく光っていました．

ぶーくんたちは，暗いのがちょっと怖いからか，妙なテンションで，
うわずった声を出してはしゃいでいました．

「ほら，あそこに光ってるのがホタルよ」　って教えたけれど，いまひとつわからないみたいで，
あさってのほうをみて　「へー，きれい～」　って（とりあえず）言ってました．


しまいには，ぶーくんが空をみあげて　「上にも　ホタル　いっぱいいるねぇ」ですって．

ぶーくん，それは星だよ．



歩いているうちに，靴に小石が入ったらしくて，ぶーくんが立ち止まってしゃがみました．

「あれぇ，靴になんか入ったど～・・・・・・ホタルか？」

どうしてっ？　どうしてそう思える？？


と，そんなファンタジー（？）なことも考えちゃうくらい，暗闇のなかで光るホタルは，
子供にとって神秘的なんでしょうね．