夏の記憶は蜃気楼と共に…
暑い夏の日の放課後、数学の準備室――――
「先生、好き。あたしを抱いて」
「…朝日奈?」
先生の唇を人差し指でそっと押さえる。
指を離し、優しく口付ける。
ドンッ
「朝日奈っ…!!!止めろッ」
押し退けられ、バランスを崩し倒れる。
「キャッ!!」
「…馬鹿なことを考えるなッ!!!」
床に倒れたままの私に怒鳴りつける。
乱れた服装を直し先生は足早に準備室を後にした。
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最終更新日
2007.02.24 00:55:08
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