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こんな世界のはしっこで・・・

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Jun 25, 2006
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カテゴリ:ネット・サイト
だから何?Blog向上委員会さま】

コメントを書くとき、私は常に受け取る相手のことを頭の片隅で意識している書いているつもりです。そもそもコメントに書くということはそういうものだという思いがある。そうでなければ、コメントを考えるたびに前回の記事みたいなことは起きないだろう。まあ、私の場合、少し考えすぎなところがあるのかもしれませんが。

だからということもあって、わたしの言葉のほとんどは、ブログやはてブなどの「自分の場所」から発せられていたする。でも、ここも「自分の場所」ではあっても、「自分だけの場所」ではないのだと思う。そこに書かれる言葉は私だけに伝わるだけじゃないのだし。


ウェブ上のやりとりは、基本的に画面越しで行われる。だから、意識しなければ伝える相手のことまで考えが及ばないのかもしれない。面と向かっていえない事、普段、他人には話せないようなことまで言えるのも、そのせいなのだろうと思う。それがいいことか悪いことかは別として。

ブログなどの「自分の場所」では、その傾向はもっと強くなるように思える。手軽に発信できるものの、コメント等の目に見える反応がなければ、誰かが見ていることに気づけない可能性すらあるのかも…。

「誰もみていないから…」という感覚が発生してしまうのも、こういうところから来ているんじゃないかな。


このブログを、私は誰にも言わずにひっそりと始めたのですが、自分のミスですぐに友人に知られることになった。でも、そのおかげで自分がここに書いた言葉が確実に誰かに伝わる相手がいるということをより強く認識するきっかけにもつながったのだと思う。ブログが自分だけの場所じゃないということも。

そもそもウェブ上に、「自分だけの場所」んてほとんど存在しないんじゃないだろうか。非公開のブログの様な者でない限り、誰かには見られる可能性がある。「見られる」という事は伝わるというわけで…。


ウェブ上では、書く事は伝えることに、読むことは受け取ることに繋がるのかもしれない…と、ふと思った。

私が、ここに書くということは、ぶつぶつと独り言を言う感覚に近くて、とても誰かとコミュニケーションをとっているようには思えなかったのだけど、書く事が伝えることに繋がるのなら、ここに書いた時点で、すでにコミュニケーションははじまっているのかもしれない。

そういう意味ではコメントに書く事も、ブログに書く事も同じことなのかもしれません。

そのことを自戒を込めて自分の胸に刻もうと思った。





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Last updated  Jun 26, 2006 12:37:00 AM
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