こんな世界のはしっこで･･･

はてブだけが全てではない 【無題さま】

確かにはてブにクリップされる記事の傾向は偏っている。面白いサイト、記事でありながら、クリップされにくい、あるいはされない記事やサイトもいっぱいあると思う。「はてブは一つのニュースサイト」っていう言葉があったように思えるが、まさにそんな感じだろう。

だから、別にuser数が伸びなかったから、あるいは０だったからといって、その記事がダメってわけじゃない。


これは何もはてブだけじゃなくて、ニュースサイトに関しても同じことが言えると思う。ニュースサイトを管理する人たちが紹介する記事やサイトにも、明らかにその人ごとに傾向はあるだろう。

だから、別にニュースサイトに紹介してもらえなかったからといって、その記事がダメってわけじゃない。


はてブで大量のuser数を集めるとか、ニュースサイトで紹介されるとかいうのは、評価基準の一つであって、それが全てではないと思う。[これはひどい]っていわれたら、ダメってわけでもないだろうし。

別に狙ったわけでもないのなら、どちらの基準からも漏れたからって、がっかりしなくてもいいはずなんだ。本当は。ついがっかりしちゃったりもするけど。



だれが、記事を評価するのか。価値を決めるのか。それは読んだ人だ。記事を読んだ全ての人が、何らかの評価をその記事に対してしているのだと思う。ニュースサイトの管理人も、ブックマーカーも、そういう意味ではただの一読者に過ぎないと思う。違うところといえば、影響力があるかどうか、多大なアクセスを呼び込む力を持っているかどうか。そんなところだろう。


多くのuser数を集めた記事は、クリップすらされなかった記事より面白いのか？…そうとはかぎらないだろう。同様に、ニュースサイトに紹介された記事は、されなかった記事より質が高いとも言い切れないと思う。

評価の基準なんて人それぞれじゃないだろうか。だから読んでくれた人のうち、誰か一人でも「面白い」って言ってもらえたら、本当はそれだけでいいんだと思う。


もし、誰も言ってくれなかったら？

読者には書き手自身も含まれているから、自分で自分の記事が面白いと思えれば、それでもいいんじゃないだろうか。

それも納得がいかないとしても、「承認待ち」ということにしておけばいいと思う。削除しない限りは読まれていくだろうから、そのうち「面白い」と言ってくれる人が出てくるかもしれないし。



ネット上にはいろいろな記事があって、面白いとか、つまらないとか言ったり、言われていたりするんだけど、実は評価された記事と、承認待ちの記事があるだけなんじゃないだろうか。