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カテゴリ:文章、創作・表現、ことば
「キモい」という言葉が嫌いな理由【パソコンはおもちゃ箱さま】
私もこの言葉は好きじゃないな。 どうも、思っているよりかなり軽い意味で使われているみたいだけど、対象に対する凄く強い拒否反応が内包されているように私には思えてしまう。少なくても、面と向かっていっていい言葉ではないと思っている。 ただ、私は「嫌い」などという言葉に関しても、程度の差こそあれ、いいイメージを持っていないので、対象を強く否定する言葉が嫌いというよりも、そういった言葉が誰かに向けてぶつけられるということが嫌、という事になのかもしれない。 おそらく、「キモい」という言葉がどういう時に、どういう感情を伴ったときに相手に向かって言われるか、その言葉から受けるイメージからそこまで連想してしまうため、強い嫌悪感を抱いてしまうのだと思う。 私にとって「キモい」という言葉は、歩み寄りとか我慢などといった許容範囲を超えてしまっているもの、それもどちらかといえば、生理的、感情的な部分が強い。というイメージがある。また、瞬間でしかも強い不快感を伴って発生するような感覚もある。 思考停止。と言い換えてもいいかもしれない。もう、考えるのもいや、理解したくもない。ただもう「キモい」としか言いようのない、抑えようのない不快感。そういう感覚なんじゃないだろうか。 それが誰かに向かって放たれるということに、対象に対する断絶にも近い感覚を感じ取ってしまうのだと思う。 関連:好きな人、身近な人ほど、強く共感を求めてしまう 直接的には関連しないのだけど、後半に「キモい」に関すること雑感があるので。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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