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カテゴリ:文章、創作・表現、ことば
自分の日常的な体験をブログに書くのが怖い【草日記さま】
体験談そのものについては、私もここではあまり書いていない気がする。私の場合、書くのが怖いというよりも、書きたくなるような体験ネタがあまりないというのと、書いたとしても淡々とした調子になってしまうため臨場感0で、ほとんど状況が伝わらなそうなので書かないということだったりする。 とはいっても、書いている記事のほとんどが自分語りなので、話の流れの中で自分の体験や経験やそれに基づくものが出てくることは多いとは思う。 どの道、ここではなるべく感情的な部分はカットしておきたいと思っていることもあって、ネタにするとしても、そのことについて十分醒めきって、気持ちの整理がついてからということにしている。 まだ生々しかったり、特に気分が落ち着いていない時は、あまり書かないようにしているつもり。 個人的に、書くということ自体が今感じている気持ちや想いを増幅させる効果があるんじゃないかと思っている。過去に落ち込んだときにその時のことを日記に書いて、帰って精神状態が悪化したこともあるし、むかついている時の文章では書いていてスッキリすることより、余計むかついてきたことのほうが多いと思う。 こういうときの文は勢いはあることは多いのだけど、その割りに内容はあまりなく強い感情が投影されているだけのことが多い気がする。かなり主観的で感情が主体なのでおそらく、事実とは違ってしまっていることも多いのではないだろうか。 そのときの感情だけで勝手に「こうだ」と決め付けてしまっているものも十分あると考えられる。まあ、そのときは間違いなくそう思ったのだろうから、本人の気持ちの上ではまるっきり嘘でもないと思うけど。 あまりに悶々としていて、どうしても一旦起こしておかないと落ち着かないときは書くこともあるだろうけれど、少なくてもそれは、誰かに見せるために書くというものではないなぁ…というのが私の認識。 後でネタにする際の下地にぐらいはなるかもしれないけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 24, 2007 09:04:15 AM
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