|
カテゴリ:ネット・サイト
顕名・実名の人の言及に対して匿名の人が「失礼」というのは成立するのか? 【ARTIFACT ―人工事実―さま】
私にとって、はてな匿名ダイアリーはなんとなくはてなブロガーの仮面舞踏会というイメージがある。本来HNをもってブログを書いている人が匿名の振りをしているというか、匿名で書くということを疑似体験しているような…そんな感じ。もしかしたら匿名ダイアリー専門のはてなユーザーもいるのかもしれないけど。 決まった固有名詞のない人のコメントは、それゆえにその人を特定できないのため、対話のしようがないのだけど、匿名ダイアリーの場合は記事ごとにリンクも貼れるしトラックバックも可能なので、その分対話が成立する余地があるように思える。 とはいっても、言及しようが、トラバしようが無視される可能性はあるのだけど、それは匿名ダイアリー以外のブログでも普通にありえることではないだろうか。 決定的な違いはもちろんある。それは「書き手がどんな人物だか知る手段が、言及記事以外にない」ということだと思う。 ただ、誰かの記事に言及する際に、当の記事だけでなく、その書き手のプロフィールなどまで目を通して、ある程度書き手の人物像まで把握してから書く人がどれぐらいいるのだろうかという疑問はわく。 どちらかといえばブログは記事単位で読まれるように思うし、ブログを読む際に書き手の方まで興味が向きにくい人もいるとは思う。 なにより私自身ががその傾向が強いのだが、極端な話、私みたいに「記事」にしか見ていない人にとっては、匿名ダイアリーの記事に言及するのも、他のブログに言及するのもあまりかわらないのではないか…と、感じてしまう。 違うのは匿名ダイアリーの場合は「いつまでたっても、初対面の状態が続く」ことぐらいじゃないのかな。 匿名ダイアリーのブロガーは、顔のないブロガーにすぎないように私には思える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 28, 2007 12:41:29 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ネット・サイト] カテゴリの最新記事
|