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こんな世界のはしっこで・・・

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Jul 1, 2007
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カテゴリ:趣味・オタク
面白がろうと無理して面白がってる気がする Hopeless Homelessさま】

最近、自分の知りえる範囲で話題になっている何らかの作品に触れてみた時に「面白いっていえば面白いんだけど、何か物足りないんだよな…」と、感じることはよくある。

多分、自分が心変わりしたのか、相性が今ひとつ会わない作品が多くなったのだろうとは思っている。


「面白い」と感じることが義務になっていて、がんばって自分の中の「面白がる」スイッチをオンにして、「面白いモード」で鑑賞しないとしんどい作品が多い。
がんばらずに「面白い」と感じられる作品も、もちろん、ちらほらとはあるんだけど。比率でいうと大変少ない。

疲れているのか、年なのか。この抑圧はどこから来てるのだ。
がんばって面白がるのと、がんばるのをやめて、無理に面白がらないのと、どっちがいいのかなあ。

私としては、たとえ、がんばってでも、「面白い」と思えるのなら、まだいいんじゃないのかな…と思う。

私は、「面白がろう」とすることはすらできなかった(しようとさえしなかった)こともあって、昔に比べて妙に醒めてしまったようだ。
興味がわいても食指がのびなかったり、触れてはみても、夢中になる前に終わってしまうことがほとんどになった。

なんか、どんどん無感動に近づいているような気がしてならない。
そればかりか、すごく浅い部分で満足するように変わってきてしまっているんじゃないか…とさえ、感じるようになった。

そういう状態よりはいいんじゃないかな…と。


一つの感覚を長い間忘れていると、そのうち鈍くなってしまうんじゃないかと思う。
そうなれば、よけい面白く感じられなくなるわけで、それが悪循環になってしまう気がする。

今の私はそれに近いのかもしれない。


今あるものを「面白がる」ことさえできないなら、みつけるしかないんだろうな。

幸い、今は手軽にいろいろな作品をつまみ食いできるぐらいにはなっているのだから、時間の許す限り自分の興味が沸いた作品を試食しまくって、夢中になれるものを見つけていくのがいいんじゃないだろうか。

あとは、最後の一押しとしての行動力か…。それが一番問題かもしれない。





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Last updated  Jul 2, 2007 12:30:21 AM
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