057938 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

里見八犬士☆犬坂毛野の夢

里見八犬士☆犬坂毛野の夢

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

里見八犬士☆犬坂毛野

里見八犬士☆犬坂毛野

日記/記事の投稿

カテゴリ

コメント新着

カズ姫1@ Re:生後半月の娘への叫び~尾崎豊の命日に記す(04/25) 私の浮遊する時間の中で 陰鬱な顔をして…
里見八犬士☆犬坂毛野@ 覚えていてくださって有難うございます ああお久しぶりです!!! 覚えていて…
カズ姫1@ Re:生後半月の娘への叫び~尾崎豊の命日に記す(04/25) 何故か偶然、いや、この世に偶然はない。…
里見八犬士☆犬坂毛野@ よくぞ訊いて下さいました☆ そう、僕とあまりにもそっくりなので 僕…
天の字@ Re:生後半月の娘への叫び~尾崎豊の命日に記す(04/25) ウヒヒ、もはや娘ちゃんにメロメロですね…
里見八犬士☆犬坂毛野@ 御叱咤心から感謝です!! 天の字様御言葉心から感謝致します!! …
里見八犬士☆犬塚信乃@ Re:城内の衆は後生までの友達たるべく候(12/25) 毛野ちゃん、メリークリスマス☆ 夫婦で初…
里見八犬士☆犬坂毛野@ 夫婦でクリスマス楽しもうねvv マイハニー信乃ちゃん、今朝は寒いねぇ(…

フリーページ

お気に入りブログ

奇跡のイメージング… 奇跡のイメージングさん
英語はダジャレで覚… Super源さんさん
ベトナムコーヒーと… Schutt maniaさん
ハイビー★のスローラ… 八愛美位ー★chibiさん
☆幸せ風船のちょっと… バルーンsuzukiさん

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2005.08.25
XML
カテゴリ:バイク少年の夢
~運命と戦え!自由に成るために、走れ!僕が、自由であるために.....。~

 あの日、僕が免許を取り400ccのバイクを手に入れてから、僕の“自由への逃走”の日々が始まりました。そう、僕が本当に自由に成るためには、まず最初に“精神的自由”を勝ち取らなければならないと想いました。だからピアノの練習が出来ない時間帯、また部屋にいるのに息苦しさを覚え耐えられない日には必ず“西の果てを染める夕焼け”に酔い痴れるために走りました。

 目的はたった一つ。僕が夕焼け空に吸い込まれる事。
 それを叶えるために、ひたすら西の果てを目指す.....。

 特に一国を西へ向けて走るのが好きで、西を目指す人のための“案内標識”は僕を熱くし、特別な想いを満たしてくれました。そう、湘南の海をずっと見て育ち一度も“外(そと)”である他府県へ出た事も無い僕には「静岡~km」とか「名古屋」、「京都」という案内標識は、まるで、「この道を行けば、キミは自由に成れる!そして、ここがキミのユートピアなんだよ!」って教えてくれた様な気がしました。またここに書いてある莫大な数字。“静岡百数十km”!ただ“東名の車の流れ”という力に身を委ねればいとも容易く越えられる距離なのは当然。でも未だ己の運命に縛られ“身動きの取れない”この少年にとってこの距離は、湘南の浜辺から見上げる月への距離の様に想えました。ただこれは大袈裟かも知れませんが、それでも箱根の山以西に縁もゆかりも無く、行く理由も許可も全く無かったこの少年に途轍もなく重く圧し掛かった距離でした。そう、これこそ僕の“心の壁”だったのかも知れません。


 「この距離はキツいかもなぁ。」そう囁いて、その都度落胆してエンジンを切っていた僕は、それでも幼い頃から“西の果て”へ特別な想いをずっと抱いていました。ある幼き日、相模の平野のある公園で遊んでいた頃、夕焼け空に浮かぶ丹沢、そして富士山のシルエットを目にすると、いつも「あの先には何があるんだろう?」って想い、またそこに吸い込まれる夕陽が僕の胸を高鳴らせました。「いつかあの先に行きたいなぁ」という想いと共に......。

 自由に成る事は到底不可能だと想わせていた、“心の壁”という蜃気楼。またそれは常に実体化して、僕の行く道の総てを完全に塞ぐかと想えた。

 そしてある日、僕自身を縛り付けていた固定観念、そう“心の壁”は蜃気楼に過ぎないと想った一瞬が訪れました。それはあの“案内標識”それ自体を目標として心に刻み込み、あの日の幼き自分の熱き想いをエネルギーに転換して何も憂えず、ただひたすら西の果てを目指せばいいと心から想えたから。そして、遂に胸の内から、あの不可能と想えていた距離に挑もうとする情熱が沸き出でました。ただ持病を抱えても「それがどうした!」っていう気迫が出て来たのにも驚いて、“案内標識”が齎した心的パワーは凄いと想いました。

 遂に、幼き日から想い続けた“西の果て”への想い、そしてこの想いを始め、僕のピアノに対する夢にも常に立ち塞がった運命は、矢張り実体の無い“心の壁”であり、ただの蜃気楼という幻だった事に気付いたのです。

 そう、この幻を心から消す唯一の方法は、燃える様な目標を持つ事です!そして実現の過程で、この目標は正に“案内標識”と成り、常に僕がどこへ行けば良いか教えてくれます!そう、行く先さえ決まれば、一つに絞れれば、人は己の眠っている力は必ず発揮される筈だから!そして、道が決まれば、もう、心の迷いは無くなるでしょう!また、“人生という道”を歩む時でも、決して迷子には成らない筈!また“熱い想い”というエネルギー、そして“多くの知識”という地図さえあれば、人はどこにだって行ける筈なのだから!

 僕は今も尚、あの日遊んだ公園から西の果ての夕空に浮かぶ山々のシルエットを見ると、あの幼き日の熱き想いが蘇ります。そしてその後、大空に羽ばたく鳥の様に、西の果てを駆け巡った夢の様な日々も......。

 「案ずるより産むが易し」正にこの言葉は僕に相応しいです。

 今、何かを行うのに躊躇っている貴方、そして閉塞的状況に立ち往生している貴方!どうか、“燃える様な想い”で、“夢の案内標識”を心に刻んで下さい!そうすれば自ずと貴方の胸の内から情熱は沸き出て、今迄の不安や恐れは雲散霧消する筈です!そして貴方は必ず“雲一つ無い晴れ渡った大空”を鳥の様に羽ばたけます!そして、貴方の“夢への距離”は、然程遠くない筈です!

 あとは、一歩踏み出す勇気という“点火プラグ”が大事です。

 そうすれば、いつのまにか夢へと辿り着いているでしょう......。


 僕が“西の果てへの旅立ち”を決意した、ある日の夕暮れ。

 幼き日遊んだ公園に僕は帰った。夢を叶える鉄の馬と共に。

 「あの先には何があるんだろう?」と、

 あの日の幼き自分と同じ事を口にした、

 未だあどけなさの残る、孤独な少年は......。



僕の行く道の総てには、壁なんて無い。

  勿論、貴方の行く道の総てにも。


 To be continued.....

 

 

 

 


 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.08.25 09:21:35
[バイク少年の夢] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X