愛が欲しい野良猫の慟哭
嗚呼 僕の真の友よ僕の孤独の叫び涙涸れ果て声に成らない慟哭僕の話聞いておくれよ受け止めておくれよある日 傷つき血を流し飢えて冷たいアスファルトで這い蹲った野良猫を暇な大人のエゴで飼い始め硝子細工にひびを入れ逃げ去った偽りの友への慟哭の言葉を無責任な笑顔の下に冷酷な心身勝手な心潜む若き命弄ぶ大人よ僕の硝子細工 壊して去り行く苦しみ悩み 闇を彷徨う儚き命切り裂いて 傷だらけにして傷つき悩まない大人よ嗚呼 傷だらけの僕の胸に心地よい紛い物の美辞麗句 嗚呼 見抜けなかったよこれが偽りの友の言葉だと愛に飢えた野良猫の僕はさ嗚呼 信じ続けたのに僕は心の友だと想ったのに僕を傷つけて逃げ去る冷たい言葉で一杯の孤独な名も無き青年裏切るだけの大人だったのさ永久に僕の心 守ってくれる筈と僕に信じさせた年を刻んだ大人の甘い言葉の罠僕から心を奪い理性を奪い傷を付けて逃げ去った者よ友への愛情友の呻き声声に成らない涙涸れ果てた慟哭聞きもしないで捨ててもいいのか心痛まずに見下しても構わないのか欲とエゴに溢れ頭上らない 貶せない見下せない 大人に媚を売る 偽りの友よ大人から愛されない孤独な青年を気紛れで壊して逃げ去り侮る裏切りを恥じない大人よ裏切られ 血の涙の雨零し続け飢えて歩けなく成った繁華街の野良猫に淡い期待抱かせた無数の偽りの友情の言葉平気で捨ててもいい友への言葉だったのかある日 飢えた野良猫の僕に愛情の言葉の餌ちらつかせ手を伸ばす僕の手冷たく払い退け無慈悲な言葉の棘で僕の喉元を突き刺したのさ嗚呼 僕の呻き偽りの心の友からの僕の心壊す言葉僕に襲い掛かったからさ僕は吼えたのさ野良猫の爪を光らせ僕の硝子細工守るためにさもう可愛くない野良猫のキミよもう私はキミなんかいらない私に反抗したから私の言う事聞かなかったからもういらないだって可愛げがなくなったから.....僕が耳を塞ぎたく成るような僕が我を疑うような澄んだ硝子細工失望の曇り硝子に変え絶望の暗闇に彷徨った時一瞬の冷たい棘で僕の硝子細工から透明な破片の血を流す見下せる名も無き青年への侮りの言葉無慈悲な言葉愛の無い友情の欠片もない歪んだ所有欲の塊の言葉嗚呼 野良猫を身勝手に可愛いと素直そうだ従順そうだと暇な大人のエゴで拾ったのにさひとつ言う事聞かないからもういらないのかもっと暗い闇の淵に突き落とし這い上がれなくしてしまう我侭勝手な 野良猫の飼い主よそうさ、偽りの心の友よ僕を甘い言葉で安心させて僕の白い素肌見せたあの朝嗚呼 心地が良かったんだ僕が求めた偽りの癒し紛い物の言葉僕の硝子細工は寂しさ溢れる僕の瞳嬉し涙の雨で濡らし抱きしめようとしたのさ一瞬の悪意の煌き 汚れた思念の刃脆い硝子細工切り裂く裏切りの言葉僕の胸に襲ったのさ嗚呼 甘い声音の偽りの友見抜けなかった僕は愛に飢え友が欲しくて友情が足りなくて飢えて力尽きそうな繁華街を独り彷徨う野良猫だからなのさ嗚呼 真の友よ僕の涙拭っておくれよ優しい言葉温かい言葉永久に僕を裏切らない陽の光の愛の真の友そうさ僕は欲しかっただけなのさねぇ 僕を裏切り傷つけた者よ僕が総て悪いのかい嗚呼 歪んだ偽りの友僕はそんなのいらないよ嗚呼 僕の硝子細工の傷が痛むよ嗚呼 僕の真の友よ酷い言葉の矢が刺さる僕の胸の傷真の友情で癒しておくれよ僕の涸れ果てた涙また僕の瞳に溢れさせておくれよ僕に近づき心許させた裏切る者達が裂いた僕の硝子細工守っておくれよ僕の涙真の友情の涙溢れさせておくれよ僕の真の友よ教えておくれよどうしてだろう僕は裏切られるのか心開いて悩み苦しみ打ち明けても嗚呼 僕の心切り裂き逃げ去る偽りの大人僕の心傷つけるのはどうしてだろう愛が足りなくて飢えて力尽きそうだった僕に手を差し伸べて永久の友情誓ってくれた僕の親友よずっと僕の硝子細工守っておくれよ,,,,,あの日 湿った雨の中野良猫に眩しかった十字架もう戻れない サンクチュアリから聴こえた言葉愛は寛容愛は情け深い愛は高ぶらない今 僕を裏切り見捨てた愛を語る大人に送ろう嗚呼 僕の真の友よ繁華街を彷徨う野良猫にそうさ、僕等の友情の証で絶望で涸れた涙蘇らせ夢の結晶で涙を拭い僕の瞳煌かせてくれた僕の親友よありがとう.....愛が欲しい野良猫の慟哭受け止めてくれて幸せの涙の雨やっと零せたよ夜空に広がる天の川のように.....