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はごいたの乱れ打ち

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April 10, 2006
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カテゴリ:ゴルフのこと
マスターズの中継を見ながら、どうして松下アナウンサーは片山を「シンゴ」(スィンゴと聞こえる)と呼ぶのだろう、と思った。

耳障りなのはもちろんだが、スポーツのちゃんとした中継は、選手の「姓」を呼ぶ。このところ、女子の種目を中心に「藍ちゃん」「愛ちゃん(卓球)」「真央ちゃん」と呼ぶ風潮があって、なんだか嫌な気持ちがするのだが、こういうアイドル系でさえ、本来の試合の場面では宮里であり、福原であり、浅田と呼ばれる。

だから、シンゴ、シンゴと連呼する松下アナウンサーの姿勢が不思議だった。

きっと、片山と親しいのだろう。普段からシンゴと呼び、本人も「中継でシンゴと呼んで結構です」と言ったのかもしれない。

だけれども、だからといって「シンゴ」と呼ぶのはいかがなものか。シンゴと呼ばれるのを聞いて視聴者は片山に親近感が沸き、片山を応援しようと思うだろうと考えているからなのか?

そうだとしたら、私は、ただのアナウンサーの「おごり」だと思う。長くゴルフを取材しているのかもしれない。マスターズは20年(もっと?)らしい。片山よりも自分はゴルフを知っている、マスターズを知っていると、思っているのかもしれない。

だけど、競技を伝える側は、どんなに経験があったとしても選手に謙虚であるべきだ。選手のプレーをその場で伝える中継アナウンサーはなおさらだ。いくつもの試合を中継したとしても、新しい場での選手のプレーや心の動きは、過去のものとは同じではない。スポーツを言葉で伝える立場の人間は、どこかで選手の心を想像して、自分の心のフィルターにかけている。そうじゃなければ、中継するにも言葉にならないし、記事にするのにもまとまらない。

だから、とても怖いと思う。少なくとも、私が記事を書いていたころは、それが中学生の試合だろうと、怖かった。だから、取材した人の気持ちをどこまで伝えられたかな、と思い直していた。

そういう作業をしない人のことを「評論家」と呼ぶ。でも、アナウンサーはそれではいけないと思う。同じマスターズの中継で、レポーターに回っていた林アナウンサーは片山のことを「片山選手」と読んでいた。TBS全体が、そういう風潮なのかなと思っていたから、少しほっとした。





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Last updated  April 11, 2006 02:43:16 PM
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