たらこハハの日々

昨日の午前は、中３娘の部活の引率でした。
引率先には先生がいるので、練習中は子ども達をお任せするため、
朝の送りはダンナが、私は昼の迎えを担当。
娘の部活は、顧問の先生の都合で廃部が決まっているため、
現在、３年生しかいません。
全員受験生で夏のコンクールに出るのですから、
慌しく、また学校に指導者がいないため、
こうやって先生の元に通うことになり、
時々子ども達がかわいそうになります。

帰りの地下鉄の中で塾や学校の宿題をする子、
その足で高校説明会の会場に急ぐ子、受験生ならでは、な風景です。

私も子ども達を最寄り駅まで送り届けた後、
娘と高校説明会の会場に直行しました。
お昼ごはんを食べる間もなく、
移動の電車の中でおにぎりを１こ頬張る私たち。
こんなに急いでも説明会には遅刻です。

さて、その説明会、娘にとっては結構な収穫になりました。
一通りの説明の後、校内を自由に見学していた時のこと。

生徒会メンバーの相談会のコーナーが設けられていたのですが、
私たちが通りかかった時、たまたま人がいなくて、
盛大に呼び止められたのです。

こんな時は行ったもんがち。
特に質問がなくても、話してみると新たな発見があるはず！
生徒による生の声が個人的に聞けるんですから。

小池徹平似のイケメン生徒会長に
高校生活や、服装についていろいろ質問した娘、
ちょっと迷ったのですが、
「先輩は内申いくつで合格されたのですか？」
と聞いてみました。
「俺は４４だったよ」
の言葉に打ちのめされた娘ですが、その後たくさん話してくれて
娘の心が動いたようです。

「最初からこんなにあったわけじゃないし、
夏前は偏差値６０そこそこだった。
毎日毎日勉強して最後７０超えた」
「この夏すんごい勉強してみ？
人が変わるぐらいできるようになるから！」

横から生徒会の女の子（これがまたカワイイ！）
「私は内申２９だったけど合格したんだよ」と
勇気付けられる発言が！！
「２９で入った、て言ってるけど、今この人
すごく勉強できるからね！」と
生徒会長もすかさずフォロー。

一般で当日点をかなり取った、ということでしょうが、
私立はいろんな県をまたがった所から来るので、
内申のつけ方もいろいろなのかな、と思います。
滑り止めにする子、チャレンジ高にする子で
違ってくるでしょうし、
当然、幅も大きくできるのでしょう。

「たくさん勉強してこの学校に入ってね。
で、一緒に生徒会やろう！」
と力強く励まされ、その気になった娘。
「入ったら生徒会やろうかな。中学でも生徒会やってますって言えばよかった」
なんてすっかり乗り気。

娘にはちょっと無理目だけど、
「勉強すれば人が変わるんだよ！」の生徒会長の言葉を信じて
がんばらせることにしますか…。

いや、まだ決めることはできません。
何しろ見学に行く学校学校を気に入り、
「ここ受ける～」とコロコロ気が変わる娘なのですから。
今まで「ここは嫌」と言った学校は１校しかありません。
（確かに娘にはついていけなさそうな学校でしたが…。）

別の高校に新たなイケメン生徒会長がいたら、きっとまた
メロメロパンチされるに違いありません。
全くもー、気が多いんだから。


娘との高校見学の旅は秋まで続きそうです。