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テーマ:心に残るおもちゃ(5)
カテゴリ:心に残るおもちゃ
「木のおもちゃって、どうしてそんなに高いの?」
という質問は、よくある質問ですね。 手作業が多くて、大量生産ができなかったりとか、 「木」だけに、輸入時の管理が大変だからとか、 こまごました理由はあるけれども、 高いと思う理由は、そのおもちゃを「使いこなしてないから」 というのも、大きな理由の一つだと思います。 それをすごく思うのは、この 「プラステン」 「数量の概念が身につくから」とかで、 ただの「知育玩具」のつもりで、 幼稚園とか、入学の頃に買ったり、プレゼントする人も多いおもちゃ。 本当は、このプラステンは、お座りができるようになった頃から、遊べるもの。 ●最初は、棒にさしてあるパーツを「ざーっ。」と ひっくり返して喜ぶ。それが面白い。 もちろん、また大人が拾ってさしてやる。 何度でも、喜んでやる。 ●そのうち、自分で棒にさせるようになる。 「わぁー。できたねぇー。(パチパチ)」なんて、一緒に喜ぼう。 ●リングをひもに通して遊ぶ。 ●リングを並べて遊ぶ。 お花の形にもなるよ。 ●棒にささなくても、積んで遊べる。 ●おままごとの、お金になったり、ドーナツになったりする。 ●色別にさせるようになる。 ●サイコロを使って、「○色が○個」と言う具合に、 させるようになる。 ・色が違うので、「10」と言う数字は、 「1と9」「2と8」「3と7」・・・・・というのが、目で見て分かる。 また、「1と3と6」でも「10」。といういろんな組み合わせで 「10」になるんだという事を、遊びの中で感じる。 ・棒には10ずつリングがさせるので、20、30、40、50と言う数字を 感覚的に知る事ができる。 ●しかし、あくまでも遊んでください。 サイコロを転がして、「3と6で何個?」なんてやりたくなりますが、 「最初に3個棒にさしてみて、次に6個さしてみると、 棒の長さちょうどにはならないなぁ」なんて こどもが感じるくらいでちょうどいい。 それくらいのつもりで遊びましょう。 以前、「リングをなくすと困るので、あまり出してません。」 なんて言う人がいましたが、 とーんでーもなーい! もったいなーい! 遊んでこそ、意味があるのです。 リングは、別売りで購入できるので、 ぜひ、気兼ねなく遊ばせてあげてくださいね。 実は、このプラステンの棒の間隔は、 子どもの手にあった、とても計算されたものなのです。 ただ、「棒が5本」あるわけではないのです。 こう言うところでも、「高いからには訳がある」ということなんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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