～ひとり海外旅行「初めてを行く」～♪

　　




１１日目 つづき

カンボジア側に入り、
「ポイペト」という街に。

そこから、

アンコールワットのある、
シェムリアップへ

”歩き方”に「３時間で到着する」と書いてある、

ピックアップトラック
（３００Ｂ　約900円）で行くことにした。

ピックアップトラックは
初めて乗るものだったが、

エジプトや南アフリカのように、
「トラックの中で何人も詰めて乗る」小さなバス

のようなものをイメージしていた。

が、「トラックの荷台に、
　　　いろんな荷物と一緒に乗っていく」というもの。

　　　トラックの外で
　　　「これなら３００Ｂは完全に高い」かも。

”歩き方”でも、「荷台180B～、車内250Ｂ～」とある。

「しようがない」と思いながらも、
紹介してくれた男とはそこで別れ、
トラックの上へ。

荷物は、段ボールや米の袋などもあったが、
何かごつごつしたもの（瓜のようなもの）の上に
シートを乗せており、

シートは座りづらく、

しかも、
トラックの中は荷物がいっぱいだったので、

　　トラックの外の、
　　荷台の端のところに腰掛けていた。

必死につかまっているので、疲れる。
この状態で、他にも２人乗って出発。





道は舗装されておらず、

最初の１時間くらいは、
完全に凹凸の道を走った。

　「道は舗装してあるのが当たり前」と思っていたので、
　普通の道のありがたみを知る。

２時間くらい経過、

そのトラックが、どこかの市場に着き、
そこで「別のトラックに乗り換えるように」言われる。


ところが、

乗り換えたトラックで、
さきほどとは別の男が寄ってきて、

　「３００Ｂ支払え！」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　と。

「さきほど乗る前に、
　シェムリアップまでの代金として
　３００Ｂ支払っている」
　　　　　　　　　　　ことを主張したが、

　「別だっ！」
　　　　　　　と言い張る。

前のトラックは、
元のポイペトに、戻って行ってしまっていた。

　　最初に会った男に騙されたのか、
　　この男が”ふっかけてきた”のか、

　　グルかどうかも、わからない。

別のトラックに乗り換えることも考えたが、

　　　「まあ、あと１時間くらいだし、
　　　　早くシェムリアップに到着したい」

という気持ちが強く、

納得はいかないが、

結局、２００Ｂまで負けさせて、
そのトラックで行くことにした。

　　　だが、
　　　本当の「苦痛」はこれからだった・・・。


「素直にバスにしておけば良かった」と後悔。




今日役立つコトバ
「あなたが嫌だと思うことや人。それは神様からの贈り物」