|
カテゴリ:旅行の失敗
7日目つづき
北京発モンゴル行きの国際列車。 21時15分頃、起こされた。 どうやら中国側の出国手続らしい。 景色をずっと見ていたが、横になっていたら、いつの間にか寝てしまっていた。 わざわざ列車から降りずに、 部屋にいるだけで手続が出来て便利。 この時間まで寝てしまったが、 あとでお腹がすくといけないので、 「3つ先の5号車の食堂車へ行こう」と思った。 昼間行ったので、雰囲気はわかっている。 が、この時間やっているのだろうか? 水だけでも買いたい、と思った。 とりあえず、部屋から出てトイレに行くと、 鍵が閉まっている。 「食堂車に行くまでの間で、 どこかトイレが開いているだろう」と思ったが、 どこも閉まっている。 「停止中はトイレに鍵をかける」 というのを、やっと思い出した。 さらに、 食堂車へ行く扉も、 ロックされているのか開かない。 もう食堂は終了なのだと納得し、 部屋に戻ることにした。 ところが・・・ 自分の車両に戻る途中で、 次ぎの車両に行こうとする扉が ロックされているではないか・・・!! 部屋に戻れない。 一時的なものなのか、と思い、 しばらく待っていた。 すると、 駅員が各部屋に鍵をかけ始め、 自分がいた廊下の電気を消した。 それでは困るので、 係員に「次の車両に移れるように鍵を解除してほしい」 ことを言いに行こうと、食堂車側に戻ると、 なんと、隣の食堂車と、 自分が乗っている車両が切り離されていた。 驚いて、さきほどまでいた、自分の車両側へ戻ると、 そちらも切り離されているではないか・・・。 この時、とっさに 「置いて行かれる」という恐怖がわき、 慌てて、列車の連結の扉が開いたので、 そこから飛び降りた。 そして、外にいた作業中の人たちに 「Carrige 8」と自分の車両を連呼した。 しかし、理解されていないようで、 作業中はどこの車両もドアが閉まっている。 すると突然、 先の車両が動き出すではないか!! 冷静に考えれば、自分の乗っていた車両は、 まだここに停まっているハズなのだが、 気が動転していたので、「置いて行かれる」と思い、 その動き出した車両を走って追いかけた。 列車はすぐ減速したので、 なんとかその車両に追いつき、 扉を開けて走っている車両に飛び乗る。 乗っていた作業員に 「ウランバートル??ウランバートル??」と 動揺しながら確認。 しかし、それ以上の英語は通じず、 周りでいろいろ話かけられるが、 こちらも言葉が全然わからず。 しかし、 どうやらこの車両は ウランバートル行きではないらしく、 自分だけ途中で どこかの駅のようなところで降ろされた。 幸いにして、財布とパスポートは持っていたので、 「なんとかなる」と思ったが、不安だった。 今日役立つコトバ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅行の失敗] カテゴリの最新記事
|