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テーマ:国境越え(飛行機以外)(55)
カテゴリ:ビザ/スタンプ
通常は観光で90日OKなのに、48時間トランジットビザしかもらえず・・・。 4日目つづく エルサルバドル入国。 事務所の横の待合室に入り、 まず、 「パスポートにスタンプがたくさんあるが、 何か観光以外の目的があるんじゃないか?」 といきなり聞かれる。 予想外の質問に、観光だけです、と答えるが、 自分のパスポートをペラペラまくりながら、 「レバノン、ヨルダン、ミヤンマー、カンボジア・・・・ など、我が国と国交のない国のスタンプが多い」と。 テロリストではないか?、と疑われているようだった。 (「ミャンマーの旧国名は何だったか?」という質問も受けた。 「ビルマ」って英語??)。 それから、 「エルサルバドルについて何を知っているのか?」 「今後どこへ行くのか?」 「エルサルバドルに来ようと思った、きっかけは?」 「なぜ韓国にいるのか?」 「仕事は何をしているのか?」 「なぜたくさんの国へ行っているのか?」・・・。 (イスラエル入国の時より、多くの具体的な質問)。 自分の質問をもとに、隣の事務所で、 裏を取っているようだった。 覗くと、4人くらいでどこかに電話している。 自分ひとりのために、バスの全員が待っている。 TICAバスの係員が頻繁に、様子をうかがいに来る。 自分もプレッシャーに感じて、 バスを待たせているので、早くしてもうように検査官に伝える。 すると、検査官は直接、バスの係員に説明していた。 そして、 「航空券を見せてください」 と言われ、リックを取りにバスに戻る。 ここで、 成田のコンティネンタル航空の窓口で 「旅程表」をもらわなかったことに気付く。 (北京からなので、プリントしたものもないっ・・・)。 復路のサンホセから成田に戻るためのはEチケットで、 しかもを空港で出してもらっていなかった事を伝える。 とりあえず、 JALの「成田→ソウル」のEチケットの「旅程表」は あったので出すが、余り意味がなかったようだ。 バスの出発が遅れているので、 他の乗客も自分が何をしているのか気になるらしく、 窓からこちらをチェックしていた。 そして、ようやく出た結論は、 48時トランジット。 (通常は、観光目的でも90日までOK)。 「これでいいか?」確認されるが、 自分としてはバスを待たせている焦りで、 それでいいから早くして欲しいと、 わざとイライラしたそぶりを見せながら頼んだ。 すぐもらえるのか、と思ったら、 一人の検査員が自分のパスポートを持って、 車でどこかに出かけてしまった。 どこかにコピーを取りに行ったらしく、 5分後に、国交のないスタンプも含めたコピーを持って戻ってきた。 そして、少しして、 エルサルバドルの「48時間トランジット」の スタンプを押してもらう。 やっと、 パスポートを手にすることが出来たのだった。 "歩き方"には、 「・・・だらしのない服装や態度で係員の心証を悪くすると 長期の滞在は認められないことになる」・・・と。 問題なのは、 イスラエルのスタンプだけだと思っていたが、 そうではなかったのだ。 これで北朝鮮なんかに行ったら、 もっと確実に疑われるに違いない、と思った。 バスまで走って戻り、 運転手や他の人たちに 英語で「遅れてすみません」と大声で何度も言って 席につくやいなや、バスが走りだした。 時計を見ると、17時10分。 約1時間、バスの外にいたことになる。 そのうち、 自分ひとりで40分は、 国際バスを遅らせてしまったのだ。 まだこれからコスタリカまで行く人がいる。 だいぶ予定が狂っただろう。 今日役立つコトバ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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