二人とも大きくなったね
はじめに・・・今日は長いですよ~、話が。先週の水曜日、マメの幼稚園のお友達の家に初めて遊びに行きました。ママは前日から必死にお掃除をしたといっていましたが、とてもスッキリしていて、機能的なおうちでした。そして、なんといってもマメとツブの興味を注いだのが、でっかいジャングルジム付き滑り台と、でっかいブランコ!!おうちの中にこんな大型遊具がある家に初めて遊びに来ました~。ブランコも対面式の二人乗りで、片方にマメ、片方にツブが乗って、真中にお友達君が乗って揺らしてくれました。そんな中、一番小さいツブがめちゃめちゃ気に入ったのが、滑り台。まだ1人で歩けないのに、結構な高さの滑り台を下から逆流。てっぺんまで登って反転し、1人で滑ってきます・・・・どんな無理な体勢でも。そして、1歳になったばかりなのに、ジャングルジムも登っちゃいます!ほぼ腕の力で。ツブは大人しいマメと違って、メチャメチャ活発に動きます。もう歩くのも時間の問題ってとこまできてるのに、体重は8kgありません。5~6ヶ月児並ですよ。きっと小柄で動きやすいから、逆に動きすぎでナチュラルダイエット?なのではと思うくらい動きます。前は結構心配だったけど、動き自体は月齢に伴って、寝返り→ズリバイ→ハイハイ→つかまりだち→伝い歩き・・・と順調なので、問題ないでしょうと小児科の先生に言われたので、今はそんなもんか・・と思っています。にしても、そんなことまでやってのけるとは・・・ツブも大きくなりました(やることは)。そして、マメ。彼女も大きくなりました。心身ともに。スイミングでも動きを見ていても、「おお!あんなことできるんだ!チョット前までは絶対できなかったよな~」ってこと盛りだくさんだし、何しろ精神的に「お姉さん」になりました。ここ最近、朝園バスに乗るときに、同じクラスのYクンと一番に乗るのを争うようにして、押し合いしながら乗ってたんです。ここ一ヶ月くらいかな?で、「順番よ~」とか「バスが止まってからよ、危ないからまだ待ってなさい」とか言っていて、添乗の先生がいつも「じゃあ二人一緒にね、仲良くね」と言ってくれていたんですが、昨日また例によって、先を争うようにバスに乗ろうとしていたので、「1人ずつ乗りなさい、危ないから」といったら、先生が「二人とも一緒に一番に乗るって約束したんです。前にそれでケンカになって」と言うではありませんか・・・・。マメがケンカ?そんなことで?おもちゃの取り合いでケンカしたことはあるけど、バスの乗る順番で?なんじゃそりゃ?とYくんママと笑っていました。一番がいいとか、勝ち負けとかが最近分かってきて、一番じゃないと悔しい。負けると悔しいという競争心みたいなのが幼稚園で芽生えてきたようです。前は本当におもちゃを取られて、自分が遊べなくて悲しい・・・って感情に、「悔しい」って言うのが加わったようです。それはそれで成長だが、バスが止まる前から二人そろって我先にとバスに近づいていくので、このままにしておくわけにはいきません。で、説得を試みました。昨日帰ってきてからマメに聞いてみました。そのときのやり取りがこちら。長いですが飽きずにお読みください。私「Yくんとバスでケンカしたの?」マメ「うん。マメいつも一番にバスに乗りたいの」私「でも、マメが乗りたいみたいに、Yくんも一番に乗りたいのよ。」マメ「でも、マメ一番がいい!」私「じゃあ二人で順番順番にしたら?明日はYくんが一番、次はマメが一番って。」マメ「イヤ!!!マメがいつも一番がいい!」私「Yくんだっていつも一番がいいって思ってるよ?でも、一番は1人しかなれないでしょ?どうしたらいいと思う??」マメ「・・・・・うーん?マメが二番でYくん一番だったらYくんマメにありがとっていうかな?」私「そうね、一番にしてくれてありがとって言うよ」マメ「・・・マメも一番が大好きなんだけどな~」私「マメはさぁ、女の子でしょ?おままごととかお絵かきとか好きでしょ?Yくんは男の子でしょ?バスとか車とか電車とかが大好きなんだって。だから大好きなバスに一番に乗りたいんだって。Yくん一番にしてあげたら?」マメ「マメも車好きだけど!」私「・・・・じゃ、マメはもう四歳でしょ?Yくんはまだまだ三歳なんだって。マメの方がチョットだけおねえちゃんだから、Yくん一番にしてあげたら?」マメ「マメおねえちゃんだから二番でいいよ!!Yくん男の子で三歳だから、一番にしてあげる!!そしたらきっとやったーありがとうマメちゃんっていうよね。そしたらマメもどういたしましてっていうんだ~♪マメえらいでしょ~♪」そんなこんなで、今日はマメはYくんに「Yくん一番に乗っていいよ。マメYくんの次の二番に乗るから」と報告。Yくんも「ほんと?ありがとう、マメちゃん♪」Yくんママも「ありがとうね~。今度はYもマメちゃんに一番に乗ってもらって、Yが二番に乗ろうね」と言ってくれました。添乗の先生も「あれ?どうしたん今日は?二人ともメッチャおりこうさんやん!かしこいなぁ」マメはニッコニコの笑顔で登園していきました。人に譲る、感謝される、褒められる・・って言うのが身にしみて分かったようです。頭で分かったかどうかはまだ少々疑問ですが。私も説得していく上で、マメだけ我慢させたらかわいそうかな?と思い、ある程度言ってみて、それでも一番がいいと言ったら諦めて、二人を順番に乗せるように話の方向を変えようと思ったんですが、Yくんママが「Yの性格では順番って乗るまでは言っていても、いざバスが来たら飛び出して行くわ。」と言っていたので、できるなら譲ってあげたいな~と思っていたので、マメがムリヤリではなく、納得した上で譲ってもいいと言ってくれたので、マメも大人になったな~と感心しました。いままでも、結構物分りがいい子ではあったんですが、譲ってあげてもどっかに「悔しいけど譲ってあげる」的な感じがあったんですね。「悔しいけど、しょうがないけど、我慢して譲ってあげる」みたいな。しかし、今回は心から「どうぞ♪」って感じだったので、自分で説得しておきながら、我が子の成長に驚きです。これからも心の優しい子に育っていってくれたらうれしいな~。長々と最後まで読んでくれた方々、ありがとうね~。