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テーマ:☆詩を書きましょう☆(8531)
カテゴリ:俳句を詠む
風邪おして マゾを縛りて 鼻すする <自評>風邪やと言うておるのに「じゃ今日はゆっくり休んでてください」と言わぬ奴隷。風邪ひいてる時の逢瀬ほど邪魔臭いものはない。ご主人様は仕方なく熱をおして奴隷の期待に添うべく、麻縄やら蝋燭やら手錠やらをガサゴソとバッグに詰め込み奴隷の元へ。しかも今日は前から約束していた野外調教である。よりによって。いつものご主人様モードでプレイは進むが、奴隷を縛り出すあたりからどうも鼻の調子が悪い。あきらかに熱もある。早く家に帰りたい。S紳士の鼻腔の中には尋常ではない鼻水が蓄積されておるのだ。ズルズルともの凄い音を立てて鼻水をアピールするご主人様のさらに倍ぐらいの声で「いやぁ。恥ずかしいですぅ。やめてください」とワガママ奴隷のリクエストはとどまるところを知らない。そこでご主人様は思うのだ。「オレのどこがサディストやねん」と。奴隷のワガママに翻弄されるご主人様の悲哀がうかがえる冬の句である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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