感動!花屋って楽しい。五行歌と写真でつづります。
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2099年12月31日 23時59分に 時刻設定すると 一分後に 携帯がうろたえる 今の赤ちゃんが 生きてるかもしれない 2100年まで 同じ機械を使うことを 考えてはいないから その時まで 資源は続いているだろうか 何年も携帯を使うのが きっと当たり前に なったとしても その時まで 日本語は続いているだろうか 芸術は そして 文明は
March 6, 2006
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まろやかな 仕立ての表面だけに 咲くしだれ梅 その年月の 空間を包んで
曖昧な言葉と 無期限の約束を かわして 季節が 終わった 涙しか 吸っていない ティッシュだからね 電話の掃除に ササッと利用
見付け出したり 捨て去ったり 切ったり貼ったり この町で 僕らは繰り返している途中
不時着したこの星で来るはずのない助けを待って終わるつもりか 未熟な技術でかまわないからこの星の引力圏から飛び出すんだ 永遠の広い宇宙が永久の墓場になってもいいじゃないか いつかどこかの星の力に引かれて落ちて燃えるだろう その星に大気があれば長い尾を引いて光って消えるだろう
March 5, 2006
芸名の漢字に 一画足したり 引いたり あの大御所にも 何か悩みが
February 27, 2006
口喧嘩した日は 曲が できない 今日の着メロは 不協和音
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埋立地に覆いかぶさる空の腹部を回転する三枚のメスが切り裂くのんびり回る風車を見ながらかすかな不安私の軸は傾いているのか巨大建造物の動きが一定で無いからなのかかすかに感じ取れるか取れないか程にいつも目にする人工の動力でなく自然の風を集めてメスは回っているのにもう機械なしでは風の強さもわからない人間に凪ぐこともあるよと言って過ぎ去った
February 25, 2006
ゴボウ 人参 蓮根 筍 煮〆セットでカレーを作った
February 16, 2006
受けとめる手のひらの熱でとけてしまう君キスをして包み込めば形のなくなる子触れなければその姿を見ていなければ涙に変わりもしなかったのに雪と氷のメタモルフォーゼ本当の形は水の形私の体と馴染むために水に変わってくれた生き物
毎朝ひとつ 曲を作って 着信音に設定し 番号非通知の 電話を待ってる 昨日も今日も 一度も鳴らない いつもの相手からばかり 自分の曲が 流れない まだ周りに 聞かせるには 恥ずかしい いつかは町じゅうで 聞ける名曲だけどね
禁じるのは 破る人が多いから 誓うのは 永遠を 信じていないから 何も禁じず 何も誓わず 好きなだけ歌う 愛のない 愛を わかり合うには まず わかち合うこと この食べ物を 一つの時間を
オリジナル着信音を作ってみたら意外と簡単コード進行勉強してひたすら鼻歌
February 11, 2006
両手で包んでやりたくなって近づいたら怯えて飛んだ路上にうずくまっていたフクロウ
February 7, 2006
その人の言い分も緊急どあいも聞く耳持たない畳にスリッパで来られてはよってたかって声荒げ戸惑う人の足からスリッパをもぎ取る我ら習慣を知らない人に説明する努力はしないでいきなり軽蔑勘違いしただけだろう一言も謝りはしなかったけど
February 6, 2006
目標は自分をほどくこと知恵の輪で繋げられてる鎖から 混沌と不織布のように絡まって私を覆う全身タイツをとかすこと 些細なことで固まって頑なにする仮面の繊維をほぐすこと あらためて縦横きちんと織られた布はバイヤスがきいて意外にのびのび こわばった表情をとかした繊維から長く紡いでニットを編めば私にピッタリ自由自在
February 4, 2006
まっさらで不似合いなほど透明な傘をさすシシリア風黒いスーツの男たち
January 31, 2006
新しく楽器を始める時から拡がる見渡す限りの緑の大地離れられない日常にオーバーラップして見えてくる総天然色の夢の世界緩やかな丘陵地に続くワインディングロード遙かかなたの白い峰へあの峰に挑むことはたぶん無いけどいつも楽器をたずさえて裾野を歩き回る楽しみ
少し暖かい日が続くと寒さが懐かしいこのまま春になっては嫌だもっと寒くてもっとつらくてもっと寂しい冬をまだ体験していない沈丁花の蕾を見つけたもう春が来てしまう雪も解ける人々も笑い出すみんなが私と同じ厳しい顔で過ごした季節が終わってしまう
January 27, 2006
まだ解け残る 雪は 一番南はし 太陽に一番近い 塀の内側
January 23, 2006
一番新しいポスターを 一枚剥がすと ことごとく剥けて 光沢のない トタン板 貼り重ねた広告は 同じ箇所ばかり 剥け残り 大看板の 大きなかさぶた
こんなに綺麗な模様が出来たよ遠い空から見せに来てあっという間に融けて逝く子私が見る子は必ず消える手のひらの上でガラスの窓で道端で誰にも見られず雪原に積もっている子はまだ六角形のレース模様
January 21, 2006
January 19, 2006
冷たい土のぬくもりが指先から浸みてガーデニングは私の癒し私が世話をしなければ枯れる子がいるへこんだ私を立ち直らせるどうしても仕事をする気がおきない時も花を植え替え稼ぎにしちゃえ
January 17, 2006
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私は今光っているのだろうか先行く人の後ろ姿が少し明るい私は今笑っているのだろうか向かい合う人の笑い顔に映されているか私は今燃えているだろうか周りの人は私より暖かい
January 14, 2006
この雪さえなければと怒りをたたきつけてもスコップの形にへこむだけ悲しみを全身で刻む新雪に私の形でさらに積もる新雪にいくつもいくつも拳をうずめる雪をむちゃくちゃ踏みつけた晴天に唾する行為と止められた春になれば軒先の3mの上空を見上げて家族で祈るだろう大雪に埋もれて死んだその前から既に彼は空にいた
January 12, 2006
頭の中を這い回る したたかな虫がいて 神経回路の繋がりを 食い千切っていくのです 嫌いな事から都合よく
January 7, 2006
生まれて初めて読みました レストランの待ち席で 涙が出て 困りました 子育てで 親が成長させてもらえる なんていう発言を 差別のように 聞いていた 皆が 絵本を読んでる間 私は 何を してたのだろう
寝る前には珈琲です 覚醒作用より今までの リラックス経験で ゆったりと眠りに 入って行けるのです 体への 警鐘のはずの 苦味が好きです コーヒーもビールもゴーヤーも 経験を積めば積むほど
January 4, 2006
あの白い 光は嫌いだ 私たちの系の 太陽に 少しも似ていない あれは 天狼の星の色 安置室の蛍光灯 新しい車の連れて来る 偽物の昼 暖かそうな 看板の 内側で光る 白い 骨
人の決めた 区切りを越えて まだ秋を 歌い続ける 銀杏の黄葉
January 3, 2006
消息を 聞いても忘れて いつまでも 私の中で生きている 近所の人や同級生
January 2, 2006
いつまでも 私だけが成長しない 林の下草のように 狭くなった空を見ている 親戚一同に混じって
January 1, 2006
ニューイヤーイブのお台場の 煌めきは 境界線で最大になり その先は 漆黒の海 張り付いたままの 屋形船の灯り 陸にも海にも 自由な奇跡の光は きっとヘリコプター 誰もいない それだけで 海は本当に黒い 空は本当に暗い 星が本当に明るい ベイエリアの光に 目を奪われているまに もう海ほたる 機は房総で向きを変え 故郷へ
December 31, 2005
寒くても 嫌われても 一人でも 私は仕事をできる これも才能だよね
December 29, 2005
今夜はラジオからくるみ割り人形が流れている幼いバレエの発表会金平糖の踊りの振り付けを今も覚えている
December 24, 2005
富士山の シルエットのむこうは グラデーション 緑色の熱帯魚の 腹の色
December 23, 2005
午前零時を まわってしまった カーナビだけが 私に メリークリスマス
本当に 何もなければ 砂漠は暑くないはずが 太陽の光で焼ける 砂が居る 何も無い宇宙空間に たまたま地球(ホシ)が 一つ在ったから 暑いし寒いし 人恋しいし 宇宙に浮いている 星とおんなじ 意味がある この空間に 君が居ること
December 20, 2005
私の歌が聞こえるでしょうと舞いながら夕陽の光が降りてくる美しい風景はいつも私に挑みかける新しい歌を詠みなさい新しいメロディを生みなさい新しい詩を書きなさいそれが無理なら見えたまま私を綺麗に描きなさい
インターネット繋げたままで キーボードに突っ伏して ワールドワイドの夢から覚める 現実は 仕事終わらないのにまた朝だ
December 19, 2005
グズマニア・マグニヒカの白です。
昔は赤い糸だったのに 無色透明の束になって おでんの鍋に浮いている あんまり 味がしみてない
December 15, 2005
食欲と 睡眠欲さえ 無くなれば もっと仕事が 出来るのに なんでこんな 単純なことも 人にまかせず やりたいんだろう 職人のこだわりみたいに 人にまかせて 気に入らないのは 私に 伝達能力が 欠けてるだけのこと
北の国からのトラックが 落とした雪を融かす熱を もうアスファルトは持たない 白状を展げながら それは細々に転がって行く 冷えきった路面を 意外なほど滑らかに 雪の塊りが滑る 接地面が溶けて 泣いているから 彼と彼女の諌かいに 巻き込まれないよう 一歩ずつ 私は雪をよけて 歩く
December 13, 2005
1000ccの 牛乳パックに ストロー挿して 全部飲みきる 苛立つ日には
December 12, 2005
せめて夜の間だけ 美しい円錐形に 光るよう 枝ぶり無視して うちの木を飾る
守られた厚い皮を剥き 薄い衣も取ると 表れる ただれた肌のような ムキダシの果実 触れてしまうと 私の手の乾きのせいで 瑞瑞しさが 奪われそうな ジューシーハート こちらも 少し 泣いてから 君の心を そっとつまむ
December 9, 2005
胸に引き寄せ リボンをまわし 少し離して 胸元で蝶結び いってらっしゃい私の花