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テーマ:農業と気象情報(1)
カテゴリ:農業奮闘記
ブログを始めて今日でちょうど1ヶ月。努力と忍耐力に欠ける私にとって毎日の更新はホントに辛かった。改めてサイトを管理されている皆さまには頭が下がります。
私は明日から冬休みに突入いたします。休み期間中は試験勉強のため1~2週間ほどブログから開放されたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 今年の締め括りと致しまして私の住んでいる地域の気象データを紹介いたします。こちらからどうぞ → グラフ 夏場の作物は日中であれば人がちょうどいい、又は少し暑いと感じる温度(20~28度くらい)が良い。夜間の最高温度が20度を超えると野菜も暑くて呼吸が荒くなり、それとともに体内の水分も蒸散してしまう。勿論、無駄に体力を使うためエネルギー(糖分)も多く消費される。つまりマズイ野菜になる。夜間の最低温度は8度以上は欲しい。土の温度は地表から15cmのところで15度以上は欲しい。できれば20度前後を保ちたい。 このデータは外気温なのでハウス内は夏場になると換気や遮光をしても更に過酷になる。ここで何らかの対処を施すか施さないかによって、生産者ごとに味の違いが生じる。 今年のデータを参考に青森のトマトで例えると、成長に適した温度は9月中旬となり、この時期に咲いた花は1.5ヶ月後に収穫を迎える。実際に10月中旬以降のトマトは最高にウマイ!葉菜にしても昔から青森では、旧暦の二百十日(8月末)に種をまくと美味しい葉物が収穫できると言うが、成長に適した時期に種をまき、収穫時には寒さにより澱粉が糖に変わり甘味の増した美味しい野菜になる。昔ながらの知恵には脱帽です。実践で培ってきた重みがありますね。 来年は戌年のせいか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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