カテゴリ:花花
「紅泉」を漢語林で引いてみると(花で赤く色どられたいずみ)とあります。 私がこのことばを初めて耳にしたのは、書道の先輩の 雅号が「紅泉」だったからです。 その当時、意味が解らなかったのですぐ、漢語林で調べてみました。 なんて綺麗なことばだろうと感動したのを覚えています。 白磁の花形水盤に藪椿を散らしてみました。 泉にみたてた水盤に紅が映えて「紅泉」って、こんな感じかしら。 蹲に藪椿一輪 松の枝の下 岩の水溜りに藪椿一輪 河上(かはのへ)の つらつら椿 つらつらに 見れども飽かず 巨勢(こせ)の春野は (万葉集 春日蔵首老 作) かすがのくらのおびとおゆ (川べりの 列つら椿 よーく 眺めていて見飽きないことです 巨勢野の春景は) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.15 11:09:59
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