[花花]の記事一覧 | 花花

イッタラの器＆秋の花々

先日、フィンランドからのお客様からイッタラの器を頂きました～（＾＾）♪お料理を盛ってもいいし花器としても使えます。私はテーブルの上にお庭に咲いていたバラのピーチプリンセスを飾ってみました♪秋の野山を見渡すと秋の花々が咲いていますね～～～その中からススキとイタドリ、お庭に咲くホトトギスをいけてみました＾＾イタドリは今、白い小さなお花をいっぱい付けています☆テッセンが秋のお花をつけました。。。春より小ぶりですが可愛いです～バラのザ・マッカートニーローズはとても成績よく咲き続けています＾＾

2007.10.10

バラと利休草

お庭のバラもだいぶ元気を取り戻してきました。ローズ色の鮮やかなザ・マッカートニーローズといつも儚げに咲くムタビリスが咲きました♪朝、お店で利休草を見かけ、しなやかな曲線を描く利休草♪うれしくなって買って帰り、お庭に咲くバラとあわせておへやにいけてみました♪ちょっと、洋風にいけるとこんな感じかしら＾＾

2007.09.21

あやめ（菖蒲）

　あやめは花弁に網目模様があることからこの名がついたそうです。この模様や葉の付き方から、綾目とも文目とも書きますが、あやめの場合、平仮名で書くのが好きなので、以後ひらがなで書きます＾＾。　昔から「いずれあやめか杜若」という言葉がありますが、あやめと杜若はよく似ていて、どちらが美しいと優劣が決めにくいことを言い表したたとえになっています。よく使う言葉ですね＾＾。我が家のあやめは開花がすこし遅いですが、いま満開。あやめをお床に斑入り甘野老(アマドコロ)をそえて　宝鐸草(ホウチャクソウ)も今年の花は大きな花を付けてくれました＾＾。宝鐸は寺院の軒に下げられる装飾で、花の形が似ていることからこの名がつきました。これも大好きな花です。　

2007.05.23

卜伴＆木五倍子

「卜伴」今年、我が家にきた椿、卜伴（ボクハン）濃紅色の一重小輪で唐子咲きです。花心の白い唐子と花弁との対比が鮮やかです。卜伴という茶人が植えたのでその名がついたそうです。京都では「月光」と呼ばれているそうです。「木五倍子」枝から下がる淡黄色の花房は静かな趣ながら早春の息吹を感じさせます。別名をフジの花に似ているところから「黄藤」ともいうそうです。卜伴に木五倍子（キブシ)をそえて掛け花にいれてみました。（木五倍子ごしに卜伴を）（正面より）

2007.03.14

ヘレボレス・フェチダスの切り花

先日、ご紹介したクリスマスローズの「ヘレボレス・フェチダス」が元気がなくなり茎もフニャフニャになりました（＾＾；）。お水をやっても元気にならないので、仕方なく、切り花にしてしまいました。そこで、以前にＲ・Ｙさんが教えてくださった、クリローの水揚げ方法を実践してみました。（４０度くらいのお湯につけてそのまま冷めるまで置いておく。）あれだけ瀕死の状態だった「フェチダス」ちゃんピーンと元気になって、沢山のベルを鳴らしています（＾＾）♪♪♪♪♪「フェチダス」の後方はスペインのリアドロの「ドンキホーテ」像です。息子がスペイン旅行に行った時のお土産です＾＾。メルヘンチックな像の多いリアドロにしては珍しい、リアルな人物像です。理想主義者のドンキホーテさん剣を持ち、天をみつめて何を思っているんでしょう～ネ＾＾。あらためて、印象深い眼差しです。

2007.03.05

Ｈ・ニゲル咲きました＆早春の生け花

昨夜の雨も朝にはやんで、今日も暖かい一日でした。この暖かさで、桜の開花も例年より随分早まっているようです。＊一昨年、買った原種のＨ・ニゲルの開きかけた瞬間を捉えることができました（＾＾）♪純白の清々しいお花です♪＊伊予水木・匂い水仙・沈丁花の生け花匂い水仙・沈丁花が早春のよい香り＾＾を漂わせています。今日は敷板を全体に写してみました。厚さが薄いので畳み敷きの床の間に置いても、重圧感がなく重宝しています＾＾。

2007.02.23

艶やかな椿＆我が家に咲く椿

＊椿は昔から日本人に愛された日本原産の花木です。椿の原種は藪椿と新潟方面に自生する雪椿だそうです。四国に住む私は、藪椿はもっとも身近にある愛すべき椿です。一方の雪椿は実物は見たことありません。本で見ると紅い平たい形の可愛い椿ですネ（＾＾）また、江戸中期以後にオランダ船によって椿がヨーロッパに渡ってブームを起こし、オペラの「椿姫」もその頃できたそうです。その後、外国で品種改良された椿が日本にも入ってきていますが、やはり、日本人の心にあう椿は日本固有の椿ですね。＊名前は判りませんが、岩根絞りにも似た紅白の椿を手に入れたのでいけてみました。あまりに艶やかなので、正面からでは似合わないのではと・・・せっかく咲き誇っていますが、横向きに立ってもらいました＾＾。ミモザのレモンイエローが艶やかさを引き立ててくれます。＊我が家に今咲いている椿です。＜祖母のうえた椿＞昨年よりは花数が少ないけど、やはりこの椿一番好きです＾＾。＜胡蝶侘び助＞＜善那＞今年、我が家に来た淡桃色に白いぼかしのはいった可憐な椿。

2007.02.16

紅梅・白梅

今日もぽかぽかと暖かい冬の日ですね。例年、厳しい寒さをのりこえて咲く梅の花。咲いたのを見つけると、氷が解けかけたようなホッとする感動を覚えるものですが、今年はもう花盛り・・・・・例年とすこし趣を異にするけどやはり清楚で、人の心を和ませてくれます（＾＾）♪

2007.01.30

南天の赤い実

年が替わって、もう12日たちましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。今年もどうぞ宜しくお願いもうしあげます。私は喪中でしたので、初詣もお正月のお飾りもないお正月でしたが、子供達も帰ってきて、元日には近くに住む妹の家族も来てくれて母を中心に賑やかにすごしました。年末に、お花好きの叔母のところを訪問した際に、お庭に見事に咲いていた蝋梅、曙椿、万年青をたくさんお土産にくださいました。帰って早速に生けてみました。

2007.01.12

山白菊

野菊の中でも花が小ぶりで、満開になり揺らいでいる姿は妖精が舞っているような、可憐なお花です。別名を「白嫁菜」「田舎菊」ともいいます。よく野山で見かける野菊だそうですが、私はあまり見かけた覚えがなく、お店で見つけた時はその可憐な姿に魅せられ・・・・・（＾＾）ｖ。葉は嫁菜に似て細長く、花は野路菊を小ぶりにした様です。お花屋さんで、今年初めての白侘び助が出ていたので、買って帰り黄色の菊と一緒に生けてみました。どちらも大好きなお花です＾＾。

2006.12.16

山帰来と野葡萄

南国四国も七日から急激に寒くなりました。暦の上では立冬、寒いのも当然ですね＾＾。お花屋さんで山帰来の綺麗なのを見かけたので、すぐに飛びつきました。実ものは大好きです＾＾。なかでも、山帰来の真っ赤な実は心惹かれます。枝ぶりもおもしろいので、いけ花には魅力ある花材です。「猿捕茨」が正式名ですが、私は「山帰来」の呼び名が好きで使っています＾＾。刺があるので、それが猿に引っ掛かるという意から猿捕茨と言うそうです。茶花には刺を取り除いて用います。今日は枝ぶりを生かして長手の壷に生けてみました。野ぶどうは食べられませんが、秋には色つ"く実が美しく、緑、赤みがかった紫、青にと変化して宝石をちりばめたような美しさです。今日の野ぶどうは青一色になっていましたが、これも又、素適＾＾と・・・木原さんの掛け花入れにいけてみました。この野ぶどう・・・何と！郵便局に行った時、郵便局と小学校のプールの間、小さな隙間の空き地に生えていました、すぐに頂き！と頂いてきました＾＾。

2006.11.09

石蕗

晩秋の庭を黄色く彩るつわぶきの花が咲きました。葉につやがあるので、ツヤブキからツワブキに転じてこの名がついたそうです。以前に知り合いのお家でどっしりとした備前の壷に素適に生けてらしたのが印象深く心にのこっております。やはり、お花は何年も経てからも、そのお花を見ると、生けていた姿が思い浮かぶ。そんなお花を生けられるようになりたいと思います。＜庭のつわぶきと玄関にいけたつわぶき・母の家にて＞

2006.10.31

夏の花　　ムクゲ。　グラジオラス。

長かった梅雨も終わるや、すぐに夏の太陽がギラギラと降り注ぎ、セミの鳴き声が騒がしく聞こえ始めました。そんな中に咲く夏の花は真っ青な空に負けないくらい華やかです。＜木槿＞朝、開いて、夕方にしぼむことから「槿花(きんか）一日の栄」と栄華の儚さにたとえられます。華やかさ・・・・・と儚さをあわせもつことも、ムクゲの花の魅力ではないでしょうか。華やかに咲くムクゲも一輪、手折りて生けると楚々とした姿が美しい花です。＜グラジオラス＞母のところのグラジオラスはこの淡いオレンジ色ばかり群れをなして咲いています。長雨で倒れてしまったものもたくさんあります。なかで、綺麗なものを５本もらってきて、斑入り津和ブキとお籠に生けてみました。

2006.07.28

桔梗

桔梗の花が咲きました。多年草ですので、毎年同じところに芽を出し咲いてくれます。母か祖母が植えたものだと思います。30年以上同じところで咲き続ける・・・夏を彩るお花、見るたびに感慨深いものがあります。桔梗を生ける為に花材さがしです。線路端に生えている涼しげな植物＜真菰(マコモ）？＞ちょっといただいてきました。まだ穂の出ていないものを取ってきましたが、もう出かかっています。その傍に一輪だけ咲いていた嫁菜？これも一緒にいただいて、三種で、手桶に生けてみました。やはり、真菰以外は低くいけてみました。

2006.07.13

白いカサブランカ

昨日の朝、目が覚めると凄い雨の音、豪雨の中、庭の花たちが心配で見渡してみると、こんな雨の中、カサブランカの花が咲いているではありませんか。一昨日は、まだつぼみでした。雨に打たれて、お花が傷んではと思いすぐに、切り花にしてお部屋に飾りました。とても良い香りがします。一枝に三個のつぼみ、そのうち二個がさいたので、お部屋はぱっと華やぐし、いい香りにつつまれています。カサブランカのオシベを皆さんとってしまわれますね、聞いてみると、花粉が付くと取れなくなるから。と皆さんおっしゃいます。他にも理由があるんでしょうか？私はこれを取ってしまうとポイントがなくなり、お花にしまりがなくなるように思います。如何でしょうか。

2006.07.02

手桶にテッセンを

テッセンの二番花が咲きました。一番花より小さいですが、たくさんの莟をつけています。細い蔓状の茎の先に6枚の花弁の風情ある華やかさのある花です。風に揺らいで咲いています。(テッセンとカザグルマはよく似ていますが、花弁の数がテッセンは6枚、カザグルマは8枚で区別されます。又、テッセンは中国からの渡来植物で、渡来は室町時代、カザグルマは日本原産だそうです。）このテッセンを手桶に生けてみました。手桶の雰囲気を壊さないように、低く生けて、蔓葉の動きをいかして生けてみました。持ち手の後ろから蔓葉を少し高く入れて、変化をつけてみました。

2006.06.30

手桶に生ける

この白い手桶形の花入れ、手にしてからもう２０年になりますが、大好きなのに、いつもどうも納得いかない＾＾；手桶の雰囲気を壊してしまうのです。すこし、あたまにあるかたしきをこわしてこの夏はとりくんでみよう今日は、六月ももうすこしで終わりなので、庭の山あじさいをとってきて手桶にそっといれてみました。というふんいきでいれてみて、タマシダをそえてみました。ドクダミの白い花ももう終わりです。今年は大きく育ってくれたチェリーセージの赤い花といっしょにお籠にいけてみました。

2006.06.28

庭の花たち

五日間も留守にしてると、気になるのは庭の花たちと鉢植えの花たちの事。はじめの4日間は雨が降らなかったそうです。でも、主人が朝晩、水撒きをしてくれました。お陰で、花たちは元気でした主人に感謝・感謝です＜山紫陽花＞留守のあいだに山紫陽花の花も色ついていました。＜鉄砲ユリ＞母からもらって、つぼみだったユリをお玄関にいけて、それが、留守のあいだに満開になっていました。＜ムタビリス＞雨にうたれたムタビリス、蝋細工のような、こんな表情を見せてくれました。＜ウイミー＞こちらも雨にうたれた大きなお花が地面につくほどうなだれていたので、お部屋にもってきて、いい香りを放っています。

2006.06.24

やっと逢えた笹ユリ

あこがれの笹ユリを、鉢植えになったものを見つけました二本立ち、そのうちの１本が咲きました。もう１本はつぼみを２個つけています。栽培が難しいので、自生のものしかないそうです。種から育てると花が咲くまでに８年はかかるそうです。葉の形が笹の葉に似ている事から、この名が付いたそうで、日本固有の種で、その清楚な花姿は古来より人々を魅了し浪漫を生み出してきました。笹ユリと日本人のつながりは古く、「古事記」の中では、神武天皇が、後の皇后となる伊須気余理比売命(いすけよりひめのみこと）と狭井川(奈良県）のほとりで、出会って恋をしました。この時、岸辺には笹ユリの花が咲き乱れていたという事です笹ユリを通して、古代のロマンに心を馳せてみましたお玄関に生けると、芳しい高貴な香りを仄かに放っています

2006.06.15

紫陽花と庭の花々

梅雨に入って紫陽花の美しい季節になりました。雨の中、よく似合う花で、大好きなお花です。特に、まだ色つく前の淡黄緑色の頃の紫陽花が好きです。父母の家の紫陽花がちょうど色つく前のいい色をしていたので、もらって帰り、生けてみました。＜紫陽花と野葡萄＞野葡萄の赤紫の蔓と巻きひげがかわいい＜菖蒲と紫陽花と斑入りアマドコロ＞菖蒲は咲いたタイミングを捉えて写すことができませんでした(^^；)＜蛍ぶくろ＞北側の庭に咲く蛍ぶくろ、南の日当たりのいい所に咲くものに比べひよわな蛍ぶくろですが、かえってこの蛍ぶくろが好きで、毎年、咲くのを心待ちにしております。＜紫蘭＞紫蘭もほとんど終わって、上のほうにだけ少しお花が残っています。＜ドクダミと庭の野の花＞ドクダミ、姫ひおうぎ、庭石菖、母子草、カタバミ、紫カタバミ、カニクサ。皆様に、色々とご心配をおかけしましたが先週の月曜日に入院しておりました父が退院いたしました。この一週間、久々の我が家での生活を楽しんでおります。皆様からお見舞いのお言葉をいただいてありがとうございました

2006.06.12

栴檀の花

昨年、8月22日の「さやさや木の葉の木」の記事でも紹介しました風が運んできた木、５～６年まえから少しずつ大きくなって、昨年、ぐんと伸びて２階の窓くらいの高さになりました。そして、今年は、いっぱい花を咲かせました。葉を見ただけでは判断できませんでしたが、花から栴檀の木と判明しました。今年もさやさやと葉をゆらして涼感をもたらしてくれてますお花を手に取ってみて、わかったことはそれはそれは・・・爽やかな香りがある事です。薄紫の小さな花が房状になって咲く花、その清楚な姿と香り思いがけない風の運んできてくれた贈り物です。栴檀の古名は「あふち」といって万葉集にも詠まれています。また、平安時代には五月五日の端午の節句にはショウブやヨモギと共に栴檀の花も飾っていたことが「枕草子」など、古い記録にのこっているそうです。妹が見しあふちの花は散りぬべしわがなく涙いまだ干なくに　　　　　　　　　　　　　（万葉集　　　山上憶良）栴檀の花と矢筈芒を掛け花に

2006.06.02

黄色のモッコウバラ。　あやめ。　白糸草。

＜黄色のモッコウバラ＞今日は以前より買っておいた小さな黄色のモッコウバラの苗を植えようと思います。あるブログで書かれていましたが風水で、家の西側に黄色の物をおくと、運気がアップするそうです。何か黄色の物がないかと思案しましたら、まだまだ小さいですが、買っておいた黄色のモッコウバラがあります。どうぞ、いい事がありますようにと念じつつ植えました。＜あやめ＞毎年、この時期になると待ちわびるお花です。ようやく、咲いたので掛け花にして生けてみました。初夏の風を感じながら・・・・・

2006.05.26

紫蘭

昨日までの雨と打って変わり、今日は久々の晴天です。ガラスの器が清々しく感じる季節となりました。紫蘭にクレマチスのインテグリフォリア・ブルー・ベル（？）それから灸花の蔓をあわせてガラスの器にいけてみました。お部屋の中が涼やかになれば・・・最近、日増しに灸花の蔓が伸びてきました。お花も可愛いですが、この優しい蔓葉がすきです。でも、我が家では繁殖しすぎて、夏になると悲鳴をあげるほどです。でもでも、このしなやかさ、これからしばらく活躍してくれます。今日は紫蘭の華やかさに対して、脇役として、寄り添っています。

2006.05.20

母の日のカーネーション

昨日の母の日には娘からカーネーションの花束が届きました。優しい色合いのピンクのお花です。毎年、二人の娘で交互にお花を贈ってくれます。息子からは、花マークがいっぱい付いたメールが届きました。どちらも、嬉しいプレゼントです。私は結婚してからは、二人の母にかかさず贈るようにしていますが、独身の時はどうしていたかな～～～？。なにはともあれ、あ・り・が・と・う母へのお花を注文に行った時に、お花屋さんに＜ムーンダスト＞という新種のカーネーションを頂きました。サントリー(株）がオーストラリアのバイオベンチャー企業フロリジン社と共同開発したものです。ライラックブルーとディープブルーの二種あります。＜ムーンダスト＞の名前の由来は（月の光のようにやわらかな包容力のある花）との思いをこめた名前だそうです。月は豊穣、生産の象徴で、母性、優しさ、包容力をあらわします。頂いたお花を使って生けてみました。

2006.05.15

カラーの花

今日で連休、最終日、子供達もそれぞれの場に帰っていきました。今回は、お爺ちゃんが病気だったので、三人それぞれが毎日入れ替わって、それぞれの心ずかいをしてくれました。父にとっては、孫の顔を見るだけで、癒されたようです。この１週間のあいだに随分と元気になりました。退院するのも、もうすぐだと思います。そして、何より私自身が子供達にずいぶん助けられました。どうも、ありがとう！！！明日から、また頑張ってね先日、知り合いの所でカラーのお花が見事に咲いていました。上のように写真に撮らせていただきました。他より早く咲くのは、水が温かいからだそうです。花壇の前に水路を取り、あまり広い花壇ではありませんが、たくさんの種類のお花が瑞々しく育っていました。そして、帰りにカラーのお花をいただきました。お家にあった細長いお花＜イキシア＞とあわせて生けてみました。カラーは咲いてる姿を自然に出せたらと思いながら生けてみました。

2006.05.07

藪手毬と小手毬

藪手毬と小手毬はどちらも手毬のように丸く咲く可愛いお花です。でも、その雰囲気には少し違った趣を持ち合わせているように思います。＜藪手毬＞スイカズラ科の白い花で静かな風情があります。＜小手毬＞バラ科で半球状につく白く可憐なお花です。中国原産で、江戸時代以前はスズカケ(鈴懸）の名で呼ばれていたそうです。宝鐸草のお花を生けようと思って、その添えのお花には、その静かな趣に合うお花として、身近にある中で、藪手毬を選んでみました。

2006.05.05

春愁

このところ、初夏を思わせるような日が続いております。大型連休の初日、皆さんはどのように過ごされるのでしょうか？我が家は、三人の子供達が次々と帰ってきて、久々に、賑やかになりそうです。でも、父が入院している為、お見舞いに帰ってくる。というのが、主な目的です。入院して10日になります。私も毎日、病院に通って、洗濯物を取ってかえり、付き添いの母の食事や、時には付き添いを代わったりしております。父は今年８月で８２歳になります。病気になって、急に弱ってしまいました。でも、体の調子のいい時は、元来の頑固者ぶりを見せております。そうゆう時はヤレヤレと思いホッとするひと時です＾＾。＜テッセン　(麻生)＞４月２７日から春の県展が始まりました。私の作品も春は初めて出していただきました。先生から「伸び伸びとかけている！」とお褒めの言葉をいただきましたなにより、うれしい言葉でした。

2006.04.29

宝鐸草の花が咲きました。

一株だけ北側の庭の木の下に植えた宝ちゃく草が７～８年のうちに一面に増えて、毎年、この時期に花を咲かせ、花が終わると、実を付け、その実は緑から熟すと黒くなります。葉だけになっても美しく、秋まで楽しませてくれる、大好きな野草です。ユリ科の多年草で地下茎で増えてゆきます。優しく、静かな趣を持つので、これから、いけ花にも活躍してくれます。

2006.04.29

紫の小さな野の花。卯の花。

＜紫の小さな野の花＞８年前に庭に土を入れた時に種が入っていたのでしょうか、それから毎年咲くようになった、このいかにも繊細な野の花。細長い茎にひげのような小さな葉が出ていて、丈も２０～３０cmです。色々調べてみましたが、名前がわかりません。知ってらっしゃる方がいらしたら教えて下さいね

2006.04.26

心躍る・・・とき

季節のお花を手にした時、それは心躍る瞬間です。これをどう生けよう＊考えはじめるとワクワクします。白藤・芍薬・都忘れがセットの花材。どれも大好きなお花です。藤があるので、まず投げ入れにしようと決めました。器は芍薬のボタン色が映えるように、白藤の白と馴染むように、白の長手の壷に決めました。天は低く白藤で、流しは白藤を長く取り、咲いたお花がいい位置にくるように持っていきました。中心は芍薬３本。根締めはいつもなら都忘れを使う所、芍薬の葉を使って、広がりも出るように生けてみました。生けてる間、無心になれるひと時でした。各地で藤の花の開花が伝えられるようになりました。優雅で気品あふれるれる、枝垂れ花は日本固有の種で、古くから愛されてきたお花です。

2006.04.21

白山吹

白の一重のお花、清楚で好きなお花です。小さいですが、花びらに優美な表情がありステキ。黄金こでまりと木苺と一緒に、黒い実もついてます。山吹の　咲きたる野辺の　つほすみれ　この春の雨に　盛りなりけり　　　　　　　　　　　　　　　　　　（万葉集　高田女王の歌）＜庭に咲く　すみれ＞

2006.04.17

もう「いちはつ」の花が咲きました

この２～３日で「いちはつ」の花が一気に咲き始めました。いつもなら５月のお花なのに、今年はどうしたことでしょうお床に生けてみました。咲いた「いちはつ」も華やかで好きですが、やはり、つぼみの凛とした緊張感が、今はいいかな。「いちはつ」は、この類のなかで一番早く花を咲かせるので一初草をあてた名前といわれます。「鳶尾」は漢名で花の姿に由来するそうです。俗に「一八」ともかきます。また、別名を「こやすぐさ」とも言うそうです。

2006.04.13

桜花満開

愛媛でもようやく桜が満開となりましたやはり桜は春の主役ですね。＜山の中に咲く桜＞＜市内に咲く桜＞お部屋の中にも桜花＜桜と都忘れ＞＜桜とクリスマスローズ＞明日の日曜日は両親と隣の市に住む妹夫婦と私達夫婦６人でお花見をします。

2006.04.08

桃の花

＜桃の花＞我々の地方では雛祭りは一ヶ月おくれの4月3日です。この頃になると桃の花の見ごろを向かえます。いつも、母が桃の花を持ってきてくれるのですが今年は、桃の花が咲いたので取りに来て、との事。桜の花と桃の花、両方もらってきました。桜はまだつぼみだけど、いけるにはちょうどいいからとってかえるといいよ、との事。いつも｢桜は切るものではない」と、口ぐせ。でも、季節になると一度は持ってきてくれてました。躊躇して、どこを切ればいいの、と聞くと、「枝の重なり合った所を切るのよ」との事、なるほど！！！＜雛飾りと桃を丸いお籠にいけて＞桃は中国では古くから魔よけの呪力があるとされてきました。わが国でも、桃の節句に桃の花を供えるのも、農事に大事なこの季節に、物忌みや祓いを行うにあたり、悪鬼をはらい、豊作を祈る心がこめられていたそうです。＜お玄関前の桃の花＞

2006.04.02

窓辺にクリスマスローズ

　クリスマスローズの伸びた枝をとって掛け花にいけてみました。シャガの葉も添えて。クリスマスローズは種類が多いのでこれから、もっとふやしたいな～～明日から２５日までおうちを留守にしますね。２４日は長男の大学の卒業式です。卒業しても同じ大学の別の学部に編入学が決まっているのでまだ２年間は大学生。京都はいつ行ってもしっとりとした町並み日本人の「ふるさと」って感じで迎えてくれます。では、行ってきます。

2006.03.22

菜の花

　菜の花・大好きなお花母が食べるようにともってきてくれた・菜の花・半分は食べて、やわらかくて、美味しかったです。のこりの半分、水につけて１日おいておくと翌日にはみずみずしいお花を咲かせてくれました。あまりに愛らしいのでお家のなかあっちもこっちも菜の花でいっぱい！＜食卓の上に＞グラスにも菜の花をこのグラス、三つ足でちょっとカワイイでしょういろいろに使ってます。たとえば、香灰を入れて香炉として最近、若い方の間ででもお香が流行っていますねこれなら、洋間にもピッタシ！＜台所の出窓にも＞この出窓、もうすぐ桜が咲いてきれいです、待ちどおしい～＜居間にも＞地元、砥部焼きの器で＜テーブルにも＞この器、長女が作りました葉っぱの形しています＜お玄関にも＞白い桃と生けてみました。

2006.03.15

椿　いろいろ

＜胡蝶侘助と小豆柳＞　胡蝶侘助　紅に白班の入る一重の極小輪の愛らしいお花小豆柳は小豆色の小豆大の珍しい柳です。柳を添えることにより、春の訪れを感じていただけますか。あしひきの　八つ峰の椿　つらつらに　見とも飽かめや　植えてける君　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（万葉集　大伴家持）＜祖母の植えた寒咲赤侘助＞　もう３０年以上前に祖母の植えた侘助が今年は、とりわけ沢山の莟を付けているので咲くのを心待ちにしておりましたら、今年、初めてのお花が一輪咲きました。亡くなって２２年になります、このお花が咲くと思い出します。祖母もこの愛らしい椿が好きだったんだろうな・・・・・

2006.03.02

八重咲水仙が咲きました

　水仙の種類は多く、我が家でも日本水仙がまず咲いて、次に匂水仙最近になって八重咲水仙が咲き始めました。例年でしたら、この八重咲水仙が一番に咲きます。あと、房咲水仙と喇叭水仙はまだ蕾今年は水仙の咲くのが例年より遅れています。　何かの本に水仙の事を「その名のとうり水中の仙人のように、端正で気高く花開く水仙」と表現されていましたが、正にそのとうりだと思います。又、寒冷に強く雪のなかでも花つけるところから「雪中花」とも呼ばれます。　水仙の野生に群生したところ、日本各地にありますが見てみたいものと思います。又、鎌倉の瑞泉寺の庭に植えられた水仙の話を聞いた事がありますが、沢山の水仙が植えられているそうです。是非、これは見てみたいものと思っています。　水仙は生ける時、葉組みを必要とします又、葉に水をつけて、しごいて真っ直ぐにしてと下ごしらえに手間ひまかかりますが、手をかけただけ、お花は活き活きとします。生ける時は、自然に・・・を心掛けています。　気品ある香りも水仙の魅力ですね＾＾。＜アイリス＞このアイリスも葉を整えてから生けます。

2006.02.25

春の香

　＜青文字＞の淡黄緑色のお花が満開小花をいっぱい付けています。この淡い色合いが春を運んできてくれるように思えます。お玄関横に、壷にざっくり入れてみました。青文字は黒文字に似ていますが、枝が緑色なことからこの名があるそうです。種子が辛いので別名をショウガノキともいいます。庭木や切花に栽培もされ、楊枝や香料にもなるそうです。　＜さくら＞まだまだ、本格的な桜の季節には早いですが早咲きの桜、何という種類でしょうか？小ぶりのお花を付けています。この小さな桜色の花びらが、ほんわか春を運びます。

2006.02.17

薔薇　　冬の日に華やぎを

　花の少ないこの頃、少し華やかなお花を求めてお花屋さんへ黄緑がかった薄いピンクの薔薇マッキンゼー・ブライダルやはり選んだ色はやや冬色・・・でも、これくらいの色の方が今の季節、私は落ち着きます。ビョウヤナギの冬枝と一緒に時々の　花は咲けども　何すれそ　母とふ花の　咲き出来ずけむ　　　　　　　　　　　　　（万葉集　　丈部真麻呂）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はせつかべのまろ（四季折々の花は咲くのに、なんでまあ母という花は　　　　　　　　　　　　　　咲き出さなかったのだろうか）

2006.02.13

梅と藪椿　　　福寿草

　愛媛ででも、梅の開花が告げられましたが、まだまだ蕾みの固い木が多いようです。でも、咲いた梅のお花も好いけど、ほんのりあかい蕾みも可愛いですね。藪椿と一緒に、花器は木原滋博さん作　灰釉の壷です。梅の花　まつ``咲く枝を　手折りてば　つとと名付けて　よそへてむかも　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（万葉集）（梅の花の、まっ先に咲いた枝を、手折って贈り物だと言って手渡そう、　　　　　　　　　　　　　　　　とかく噂されるだろうか・・・・・）＜福寿草が咲きました＞

2006.01.27

その後のチューリップは・・・

　前に使ったチューリップのお花が咲ききって、花びらが伸びて紙のように薄くなってウエーブしているどこか儚げな美しさがあります。そんなチューリップと数輪咲いた木瓜、菜の花を生けてみました。　先週末は東京は大雪でしたね、万葉集より雪を詠んだ歌を。我がやどの　冬木の上に　降る雪を　梅の花かと　うち見つるかも　　　　　　　　　　　　　　（巨勢朝臣宿奈麻呂）　　　　　　　　　　　　　　　こせのあそみすくなまろ（家の庭の冬木の上に降った雪を梅の花かとつい見違えた）

2006.01.24

匂水仙

　今年は水仙の成長が遅いように思います。そんな中、匂水仙が黄色いお花を少し開きました。よい香りがします。満開になった素心蝋梅と共に香りのハーモニーを奏でています。うちなびく　春を近みか　ぬばたまの　今夜の月夜　霞みたるらむ　　　　　　　　（万葉集　大蔵大輔甘南備伊香真人　作）（春が近いせいでしょうか、今宵の月はおぼろ月ですね）

2006.01.19

掛け花入れ

　今日は市内にあるデパートで開かれている延喜窯・木原滋博作陶展に行ってきました。以前から作陶展があると必ず見せていただいてました。今日は、この灰釉の掛け花入れを買って帰りました。花器が存在感があるので菜の花を小さく入れてみました。　最近は菜の花が咲くのが早くなったように思います。私のよく通る道の傍にある菜の花畑は一面に黄色で彩られ通るたびに楽しくなってきます～～～春も、もうすぐですね！

2006.01.18

紅泉

｢紅泉」を漢語林で引いてみると(花で赤く色どられたいずみ)とあります。私がこのことばを初めて耳にしたのは、書道の先輩の雅号が「紅泉」だったからです。その当時、意味が解らなかったのですぐ、漢語林で調べてみました。なんて綺麗なことばだろうと感動したのを覚えています。白磁の花形水盤に藪椿を散らしてみました。泉にみたてた水盤に紅が映えて「紅泉」って、こんな感じかしら。蹲に藪椿一輪松の枝の下　岩の水溜りに藪椿一輪河上(かはのへ)の　つらつら椿　つらつらに　見れども飽かず　巨勢(こせ)の春野は　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（万葉集　　春日蔵首老　作）　　　　　　　　　　　　　　　　かすがのくらのおびとおゆ（川べりの　列つら椿　よーく　眺めていて見飽きないことです　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　巨勢野の春景は）

2006.01.15

成人式に贈る花

　今日は成人式ですね。新成人になられた皆様おめでとうございます。きっと今頃、ご家族で祝ってらっしゃるのではないでしょうか。ちょっと若さをイメージしてお花を生けてみました。＜赤芽柳・チュウリップ・若松・梅の古木＞＜薔薇＞

2006.01.09

薔薇とグロリオサ

　＜薔薇＞薔薇を松と　　この組み合わせは中国の故事より(不老長春）　　　　　　　　を表わすそうです。＜グロリオサ＞ラテン語で　（見事な）という意味の gloriosusが語源となります。

2006.01.07

藪椿

　今日は小寒、雪のチラチラ降る寒い日でした。今年初めての万葉集を、新しき　年の初めの　初春の　今日降る雪の　いやしけ吉事(よごと）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(大伴家持）藪椿と根引き松藪椿と薔薇の実

2006.01.05

素心蝋梅

庭の蝋梅が咲きました。これは、素心蝋梅と言って、とても上品な好い香りがします。また、お花が下向きに奥ゆかしく咲いています。木がまだ小さくてお花が少ししかついていませんが一枝、切り取り、いけてみました。写真を見て、アララ・・・・・水仙が昨日、お庭で見た時は、うつむき加減でお花を持ち上げようというひたむきさを感じたのですが今日は、このとうり、しっかり前を見据えています。素心は、かざりけのない心、平素の心という意味ですね、好きな言葉です。今日はちょっと、イヤな事があったのでとてもこの言葉が心に沁みます。(年甲斐もなく）素心蝋梅と、その好い香りとにとても癒されます。

2005.12.26

憧れのビナンカズラ

　コープで憧れのビナン葛を見つけました。かのこさん、YUKIさんのブログで載せてらして、憧れていました。小さな実がいくつも毬のように集まって透き通るように赤く熟し、その美しい実が枝から下がっている。この実を山で見つけたらどんなでしょうか、この自然な姿を見たいものです！！！ところで、ビナンカズラという名前はどうしてでしょう？黄色くなった雪柳を添えて、　その傍の飾り箪笥の上には水仙を生けました。これは水仙の中でも日本水仙清楚ないい香りがします。　　筆洗の水こぼしけり水仙花　　（正岡　子規）

2005.12.20