カテゴリ:書道
日曜日から東京に行って、昨日、帰ってきました。
次女がお引越しをするので、手伝いのためです。 火曜日、大安の日に無事にお引越しを終えました。 水曜日には嫁いで東京に住む私の妹と連絡をとり来てもらいました。 近くに五島美術館があるとの事です。 早速に、二人で行くことになりました。 特別展「書の国宝墨蹟」が六月十七日~七月二十三日の会期で開かれていました。 図録を購入しました。195点収録されています。 会期を2期に分けて、陳列されます。 陳列された中で一番心に残ったのは「夢窓疎石」の書<ゲジュ>です。 <ゲジュ>図録の作品解説より 干支からして、貞和5年(1349年)の大晦日二日前に書いたもの。 夢窓七十五歳、天竜寺に伝来したあと、 京都の収集家守屋孝蔵氏の蔵品となり、 その後金沢市の中村家の所有となったが、金沢市に寄贈したもの。 行間をすっきりとさせたさわやかな筆致で、全体に収まりがよい。 と、記されています。 (ゲジュ 仏の徳を褒めたたえる韻文)ゲジュの漢字が出てきません(^^;) 夢窓疎石(1275~1351) 鎌倉時代から南北朝時代にかけての臨済宗を代表する僧。 後醍醐天皇や足利尊氏の支持を得、 当時の臨済禅の隆盛をもたらす一人となった。 七代の天皇からそれぞれ国師号を贈られ、七朝の国師ともいわれる。 その書は行草体を得意とする。 茶会記にも何度か登場し、 その筆跡が茶の世界で墨蹟として尊重されていたことがわかる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.06.23 22:24:19
[書道] カテゴリの最新記事
|
|