カテゴリ:書道
昨日は27日から始まっている秋季県展に行ってまいりました。 私も今年、3度目の入選することができました^^ まだまだ~まだ、修行しなければ・・・と感じ、気持ちが引き締まる思いで 多くの先生方の作品を見せていただきました。 私は、白楽天の詩「客中月」をかきました、お恥ずかしいのですがアップいたします。 この詩は旅に出て他郷に客となり月に対しての感慨を詠ったものです。 中国でも日本でも、古来より「月」の文化が生活の中にさまざまな形で浸透しています。 秋空にかかる月は観る人の思いがそれぞれに深まりしみ入るものがあります。 秋の月のさやけさを、我が国でも万葉の時代から、多くの詩歌に詠まれています。 月には形によりさまざまな名前がつけられています。 十五夜を満月、十六日の月は「十六夜(いざよい)」・・すっかり暗くなった空に 「いざよう」ように、ためらうようにゆっくり浮かび上がる月のさまを呼んだものです。 十六日の月の次は「立待月」です。少し遅く出る月を、縁側や庭に出て 立って待つのでこの名がついたそうです。 次に、十八夜の月は「居待月(いまちつき)」、月の出は十五夜より1時間あまり遅れ、 ゆっくりと座って待たねばなりません。 十九日目にあたる月は「臥待月(ふしまちつき)」 二十日の月は「更待月(ふけまちつき)」 「二十三夜月」は夜中の月です。この夜、月待をすれば願い事がかなうという信仰があり、 満月でない月にも名前をつけて、月見を楽しみ、詩を詠む。。。 また、上記の詩にある「残月」は明け方まで残っている月。 「新月」は陰暦で、月の初めの夜に見える月です。 先日、いただいた月見の膳の月の形の器がとても綺麗でしたので・・・ 中にうさぎが杵をもって餅つきをしています^^うさぎは大根で杵は人参でできていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.31 19:01:27
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