あしながおじさん
在り得ない幸せもし、自分を支えてくれるあしながおじさんがいてくれたらどんなに幸せでしょう私が子供の頃の話を少しさせてもらいます物心がついた頃に父親はなく、母と祖母がいました母は生活の為に昼夜働き、私たちを養ってくれていました母のお陰でお嬢様と言われる様な格好をしていました物に不自由はなく、クリスマスには大きなケーキが二個も届き子供だから何の疑いもなく純粋に嬉しかったお菓子も一週間に一度、山ほど送られてくる箱を開けるのが楽しみだった父親がいなくて寂しさはどこかにあったと思うけど祖母がいてくれたから寂しさはなかったでも、母親からの愛情は感じなかった・・・物では常に満たされていたが、心は満たされていなかったクリスマスケーキは母親が働いていた店のお客さんだと知った母は子供が居る事を隠さずに働いていたらしい昼夜働く母に感心したお客さんが子供にあげてと言っていろいろ持ってきてくれてたみたいです後から聞いたのですが、お店には数人のお客さんから子供にあげてとクリスマスケーキが10個ぐらい届いたそうです今では考えられませんが・・・子供の頃は当たり前に見ていた物が、当たり前ではなかったその事に気付くのに時間はかからなかったけど・・・私の中では、どんな方なのか知らないからあしながおじさんになっていましたね箱で届くお菓子も誰なのか未だに知りません母親が再婚する前に母親が働いていたお店で実父に会いましたすでに父親は泣いていて『ごめん ごめん』と言うだけで母は無言で泣き出し私も泣き・・・会話はできずに帰りましたそれきり会っていませんが、住んでる場所は知っています。その後に母親に箱で届くお菓子は実父ではないか?と聞いても曖昧で答えてくれないので言えない言いたくない人なんだと勝手に判断し二度と聞くことをしませんでした。高校生になり、学校から帰宅すると月に一回のペースで、大好きなチーズケーキがホールでありましたね~祖母に聞くと知らないと昼間は祖母しかいないんだから、知らないはずはないけど全部食べて良いと言われ、友達を呼んで食べました年末に今度は東京の渋谷からたくさんのおもしろいカレンダーが届いたんですでも、宛先がなくて母が懸賞に応募?と思ったら「おまえじゃあるまいし応募しない!」と言われ謎でしたが変わったカレンダーに大喜びした記憶がありますカレンダーをもらってから、東京に興味が出て遊びに行く機会が増えて、お小遣いや電車代を普通にもらってましたが、後に小銭をかき集め数えたら1万円ぐらいあったはずなのに、知人に頼んだら8,000円しかならなかったと聞かされてハッとした記憶があります。それは、そんな思いをして遊びに出してくれた思いお金をごまかした大人の悪を知った瞬間でしたそれから、アルバイトをするようになりお金を大切に使いましたね高校3年生のGW前に書留が送られてきたのですが母が受け取り封筒からお金を出して私にくれましたでも、誰からとは言いません「ありがとう」と不思議そうな顔して言った私に「好きな物を買いなさい!」って言ったけど「バイト代もあるから大丈夫だよ!」って言ったら「それは別だから良いんだよ」と言われ、素直に受け取りましたそして、友達と出かけて、ずっと前から欲しかった服を買わせてもらいましたそんな不思議な経験がたくさんあったので私の中では、笑われてしまうかもしれないけどあしながおじさんは存在していたんです信じられませんよね今は私が子供にプレゼントを・・・とあしながおじさんに支えられています本当かどうかは、経験した人でないとわかりません感謝してもしきれないくらいの気持でいます忘れていた記憶が甦りましたが・・・子供の頃の記憶が全てではないけど、本当にあった事なんですよ自分が母親になり現実と向き合う厳しさ病気になり、人との関わりで支えられ、幸せだと感じてます。子供には不憫な思いをさせてしまってる事も多々あるけど小さな幸せは感じて欲しいと思ってます家の子供にはあしながおじさんではなく○○おじさんがいました私が経験したGWに、子供も同じ経験をしたのです偶然ではないような気がしてなりません前世につながりがあったのかもしれませんね神秘的なつながりを知りたくて仕方ありません話がずれましたが・・・あしながおじさんの存在を信じてます※最後まで読んで頂きありがとうございました