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カテゴリ:映画
久しぶりに、コレは『絶対』見たいぞ、と思った映画。
数年前、手塚治虫賞やら、文化庁の賞やらをもらったことで話題になり、 読む機会を得た。 正直、表紙の色はきれいだけど、 そんなに絵が今時な感じもしなければ、上手でもない。 でも、ページをめくると、 ぐいっと、引き込まれた。 悲壮な風情ではなく、日常を一生懸命生きる、 そんな若い人たちの姿、 読んでいてすがすがしい。 だからこそ、悲しい。 原爆、落とされた直後だけがつらかったわけじゃない。 今だって、そのつらさは続いている。 「幸せになる」 そのことに罪悪感・・・ なんでや・・・・。 原爆を落とした人たち、 そして、原爆をしょうがないと思っている人たちに ぜひ、見て、そして、考えてほしい。 いまだに苦しんでいる人がいるんだということ。 被爆した当事者だけじゃない、 その子、孫までもが苦しんでいるんだ。 そのこと、忘れていた自分にも嫌気がさした。 映画もよかった。 美しい。 哀しいのだが、本当に美しい。 原爆は落ちたんじゃない、落とされたのだ。 皆実の言葉はいちいち、突き刺さる。 静かなやさしい口調なのだが、 確実に刺さる。 そして、 「幸せだった」と・・・。 もっと、長生きしてほしかった。 そして、もっと幸せな時間を過ごさせてあげたかった。 被爆者の悲劇の連鎖を断ち切りたかった、 母の気持ちも痛かった。 △▼△▲△▼△▲△▼△▲△▼△▲△▼△▲△▼△▲ 麻生久美子さんという俳優さんがすごくいい。 この人を持ってきた監督、恐るべし。 漫画と映画、二つとも鑑賞して、 双方に欠けていた何かが発見できた気がする。 その何かが、今、ぴんと来ないので、 もう一度、漫画を読むぞ。 是非是非、皆様もご鑑賞ください、といいたい映画に出会った。 △▼△▲△▼△▲△▼△▲△▼△▲△▼△▲△▼△▲ うちの近所の映画館、 といっても一駅乗らねばならんのだが、 この映画館、曲者なのである。 悪い意味でなく、いい意味で。 いい映画だと、映画館の経営者が認めなければかけないのである。 逆に、いい映画だと、採算が取れなくてもかける、 そういう映画館なのである。 この映画もそう認めた映画で、四つ星評価ムービー。 最終上映は1300円になる。 私はその上映を狙って行く。 遅い時間なので、どうかなと思ったけど、 安いので、可! 3名さまご来場。 たった3名の客のために、 バイトの兄ちゃん1名。 天晴れな映画を上映し続けてほしいので、 応援の意味を込めて、 パンフレットを購入。 高いなぁ・・・700円。 でも、コレで、次の上映につながれば、私も本望なのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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