花巻、大草原(四日町)
花巻市一日市「大草原」の紹介、実際に食事をした感想。★ 花巻の宿泊・お土産・名産・名物・観光・地図ならこちらから ★イーハトーブの風の森■藤田商店 米屋 ■みちのく特産品の南部や ■岩手まるごと直送便 ■通いわて・楽天市場店 ■三陸の味本舗■ 花巻市一日市の西裏通りにできた大草原(だいそうげん)。オーナーとシェフが本場中国出身の中華料理の店。 以前に割烹料理の「君之家」(その後、割烹四季彩)だった建物をそのまま利用しているので、間取り・内装・外観的にほとんど変わりなし。 変わりがないってって事は、純和風の造りになっている。元々料亭だったために、和室の小部屋が並んでいる。そこの床の間や飾り棚に中国の小物を置いているので、ちょっと異質の空間になっている。駐車場は道路を挟んで、50mほど北にあるようだ。住所:花巻市一日市4-3(詳細はYahoo地図にて)電話:0198-29-4333営業時間:11:00~23:00休業日:なし 外観は以前と変わりがないが、看板がでかい!玄関横の看板を見てみると、店の名前のようにモンゴル(この場合は中国の内モンゴル自治地区)の草原がイメージされる。モンゴル料理って食べたことがないので、ちょっと期待をしてしまう。 玄関を入るとすぐに中国の音楽が耳に入る。レジの前で大きなモニタに中国のDVDを流しているからである。このため、玄関に入ると異国の雰囲気を感じ始める。 オーナーとシェフが本場中国出身と書いたが、それ以外の女性スタッフ達も中国人らしい。だからと言って、注文に中国語を話さなければならないわけでなく、日本語がちゃんと通じるのでご安心を。その内の1人に和室の小部屋に案内される。小部屋といっても1組が1室を使う料亭式ではなく、小部屋の襖を開放して何室かをつなげて利用している。したがって、6畳2室に座卓が3つあるような状態。全部で小部屋が何室あるかわからないが、2階にも客室があるのがわかる。 メニューを見てみると、自分たちで作ったらしく、日本語がちょっと変(苦笑)・・・というか、所々中国語が混ざっている。 内容は定食もの、ラーメン類、おかゆ、スープ、前菜類、海鮮料理、一品もの、おつまみ、根菜類、ご飯もの、鍋もの、点心、デザート、飲み物と多種に渡って揃っている。値段は青椒牛肉絲定食780円、マーボー飯セット680円、広東ラーメン780円、エビチリ880円、北京ダック風豚肉包み780円、ピータン280円、マーボー豆腐580円、チャーハン580円、水餃子(自家製)580円など。ほとんどが写真付きなので、選ぶのに迷うことはない。 漢字が変なのは「手做りショウロンポウ」とか、「ネギ油千豆腐」「油爆イカ巻」。これは変と言うより、日本語に訳せないだけのようだ。ただ、「キクラゲ」の表記が「ホくらげ」となっていたのはご愛敬だろう。メニューを見る限りモンゴル料理とは言えないような気がするが。 食指を動かされるのは、内蒙冷奴380円、火留魚丁780円(火留は1つの漢字)、苦瓜煎○ごげと玉子680円(○は中国漢字なので変換できず)といった所。 今回、食べたのがダラーピ680円(上写真)。キューリ、にんじんの千切りと錦糸玉子を2cmくらいに積み上げ、その上に半透明なゼリー状のものと揚げた肉の細切りを乗せたへルーシーな一品。これに味噌味のソースをかけ、混ぜ込んで食べる。半透明なゼリー状はジャガイモから作ったデンプンを薄く延ばした感じのモノ。これが野菜たっぷりで結構いける。これをおかずにご飯を食べるのだ。 それと、酢豚定食780円(上写真)。酢豚、結構多めのご飯1杯、スープ、サラダ、漬物風のもの、デザート。酢豚の味付けは日本の定食屋と変わらない。面白いのが、ご飯を盛る皿。本来は茶碗なのだろうが、ここでは良く刺身が入ってくるような深めの皿いっぱいにご飯が入ってくる(笑)。もう一つ、味噌汁ではなくスープなのも興味深い。 醤油ラーメン480円(上写真)。ゆで卵1/4、チャーシュー、メンマ、わかめ。どことなく日本のラーメンと違う匂いがする。なにかはわからない。ちょっと薄味に感じた。 キムチチャーハン580円と焼餃子280円(上写真)。これにも日本の同物とは違う匂いがする。おそらく中国の調味料を何か使っているのだろう。ちょっとパラっと感が少ない。 金額もメニューにちゃんと表記されているように明朗会計。オーナーも気さくに話してくれるし、接待のスタッフはほとんど日本語が通じる。やはり、本場のシェフやオーナーが集めた材料で作っているので、日本の中華料理とはひと味違うような気がする。 日本の中華料理ではなく、本場の中華料理を味わいたいならここに来るべきである。いわゆる高級な料理ではなく、中華料理食堂のメニューでありそれなりの価格設定である。 でも中には、フカヒレ姿煮・蟹玉子入り2,680円やアワビのオイスターソース2,880円という料理も用意されている。 個室に区切られているので、会合・宴会にはもってこい、かな。今回の判定は・・・(★★★★★満点、☆は0.5点)利用しやすさ・入りやすさ ★★★ 市街地だが、県道から1本入った裏通り。相対的な値段の安さ ★★ 醤油ラーメンが480円ではご当地では普通の範囲。現在なら。ダラーピのおいしさ ★★★★ 食べたことのない料理だが、くせもなく健康にも良さそう。酢豚定食のおいしさ ★★★ 一般的な味付け。特に問題はない。醤油ラーメンのおいしさ ★★ 濃いめが好きな当方にはちょっと薄味。特に特徴もなし。キムチチャーハンのおいしさ ★★ 日本のチャーハンとはちょっと違う。詳細は本文中の通り。※現在、値段やメニューなどが変わっている場合がありますのでご注意ください。おいししさ・うまさの評価は人によって異なります。あくまでも私個人の感想です。★花巻のビジネスホテル・旅館のおすすめ1★■ホテルグランシェール花巻■■ビジネスホテル 通天閣■■和風ビジネスホテル中島屋■■ビジネスホテル ブドリ■■ホテル花城■