書道のはな*みち　キレイな字が書けると人生はもっと美しくなる

Shodo is a very stoic exercise.
But it doesn’t have to be that serious.

やばい……英文サイトでもスパルタ感が（笑）。
でも一番弟子が出てるから大丈夫かな♡





この度、新しいプロジェクトをスタートさせました。
外国人の方が、気軽に、そして身近に、
日本文化を体験できるアクティビティの展開と
その情報を集めたサイトです。

私は暮らすように旅をするのが好きで。
学生時代からそうだった。
シドニーとシアトルに留学したときも、
もちろん勉強をしにいっているわけだけれども、
それより現地の、ローカルな人たちが、暮らしのなかで、
何を感じ、何を求め、何を楽しんでいるのか、
それを知りたかったし、それが楽しかった。

シドニーのホストファミリーは、朝、日の出とともに起きる。
それから近くのビーチに軽くランニングをしにいって、
帰宅してシャワーを浴びる。そして、家族で朝食。

簡単なスナック、シリアルバー、
りんごなどを紙袋に入れたものが10時のおやつになる。

ランチはビーチサイドのおしゃれなカフェで
ケータリングして
砂浜にバスタオルだけ敷いてそこに座って食べる。

時々、ビジネスアワーを抜けたパパが、
車で迎えに来てくれて、
チャイナタウンやダウンタウンで
会食にも同席させてもらった。

17時には完全に学校や仕事が終わって、家族で夕食。
バーやレストランに行くのは金曜日の夜だけ。

土日は、パパが腕を振るってお庭でBBQをしてくれる。
ママに向かって「ハニーは座ってていいよ♡」なんて、
こんな姿を見続けていたら、自分の小さい人生観なんて、
あっという間に変わる。視野も世界も何もかも。

そして思ったのだ。
ああ、なんて楽しく素敵に暮らしているんだろうか、と。

違う国に行くことも、観光をすることも楽しいけれど、
地元の人の暮らし。ローカルな過ごし方。

これをもっと日本で出来たらいいなとずっと思っていた。
しかも、ただ楽しい、おもしろい、だけでなく、
せっかく書道を仕事にさせてもらっているのだから、
文化の側面も、ちょっと味わってもらいたい。
難しくなく、気軽に、ああ、学べてよかったって。

奇しくも、先日、シドニーのホストファミリーが
遊びに来てくれたときに、
夕食にお連れした焼き肉やさんで、
彼らがいったひとことは、
「わ！地元の人ばかり！こういうところに来たかった。」

もう、そのひとことは、本当にうれしくて、
真剣に真剣にお肉を焼く11歳と9歳のボーイズたちを見て、
なんとも言えない気持ちになった。

インバウンドも大事。
でも2020年がピークじゃ仕方ないじゃん。

日本を楽しみたいけれど、
気軽に外国の子どもが楽しめるアクティビティは
まだまだ少ないと思う。

書道、茶道、華道、着付け、日舞、鼓。
お寿司、天ぷら、蕎麦、鰻。

日本の文化、江戸のファーストフード、
よいものは本当にいっぱいあるけれど、
行ったところで外国人ばっかり、、、
じゃないほうがいいかなとか。

普通の居酒屋さんに行って、普通のご飯を食べるのとか？
ご飯食べたあとに、そのまま書道ができたりとか？
さらに水書き書道があるから帰国してもできるよねとか？

一過性の楽しみだけじゃなくて、想い出作りだけでもなくて、
帰ってからも、その人の暮らしにいきるような。

やりたいな。できるかな。パートナーがほしいな。

そう願っていたら、
一番弟子が、英・ University of London歴史学修士
TOEIC 990点　IELTS Overall 8.0をお持ちの
スーパーウーマンを連れてきてくれて、
昨日ヒカリエで打ち合わせしてラーメン一緒に食べたら、
あっという間に決まってしまった♡

彼女とやりたいことは見事に一致。

ただ一つの彼女の不安が
「ニーズがあるかどうか……」だったので、
「あるに決まってるけど、なくても私がニーズを作る！」
と答えました。
一番弟子がだいぶ苦笑いしてたけど（笑）

そんなわけで、私のかわいい一番弟子の書道レッスンと、
居酒屋さんでのいわゆる普通の日本のランチが楽しめる
アクティビティが、サイトになりました。

これからどんどん発展していくサイトですが、
ぜひぜひご覧いただけるとうれしいです。