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花ねこ*保護ねこ日記

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森のあるじ

森のあるじ

2010.01.03
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カテゴリ:はーにゃんず
1月3日午後3時ごろ、まーぶるの葬儀を営んだ。

まーぶるにとっては

身体という拘束物から早く完全解放されたかっただろうと思うが、

いろいろあって気持ちの整理がつかず、

5日間ほど手元に置いていた。



マーブルは年齢不詳(少なくとも10歳)だったが、

火葬後、骨を見た葬儀スタッフの方が

「骨のしっかりした形状から、長年生きた、寿命を全うした猫だと思います」

と言っていた。


骨がしっかりしていたらむしろ年齢は若いんじゃないのかな?とも思ったが、

病死ではあったものの、

まーぶるは、スタッフの方が言うように、

まさに生をがんばり抜いて全うしたと思う。

最後の最後まで生きることをあきらめず、

そして、力尽きたのだ。





まーぶるは、私の腕のなかで息を引き取った。

最後にひとつ、息をして、目をぼんやり見開いたまま、

亡くなった瞬間がわからないくらいに、静かに、

天国へと旅立っていった。


もう息をせず、旅立ったであろうと思われたあとも、

耳が微細に動いたり、

お腹がぴくぴく動いたりして、

また復活するんじゃないかと思ってしまう時間がしばらく続いた。

また、

微細に身体部位が動くこともなくなってからも、

まーぶるは亡骸を安置している部屋からスッと顔を出してきて、

晩年のヒョコヒョコとした歩みで

こちらのほうへとやってくるのではないかと思ったりもしたものだ。

…が、そんな奇跡は、ついに起こらなかった。




まーぶるは、人間(私)に看取られたことをどう思っているのかな?


まーぶるは、捕獲するのにたいそう手間取るほど注意深く、気丈な猫で、

私は、そんなまーぶるに、威厳を感じることもしばしばだった。

安易に人に飼いならされず、

平穏に暮らせる環境にも心を許さない。

まーぶるにとっては、過酷な環境ではあるものの、

野良としての生涯を暮らしたほうが幸せだったのではなかろうか…。

そのように思えるくらいに強い精神力の猫だったからこそ、

人間の腕の中で亡くなったことに、

私にとっては大きな救いとなったものの、複雑な思いも残った。


だけど、こうも思うのだ。

まーぶるは、

人に対して甘えることはついになかったが、

最晩年はテーブル脚にスリーしている姿をみせてくれた。

警戒心を決して解かないクールなまーぶるが見せてくれた、可愛らしい仕草。

それは、体力が衰えて気弱になった証かもしれない。

だけど、自身の機能低下を知ったまーぶるが、

安心して身を任せてもいい場所として

我が家を認識してくれたからこその仕草でもあったとしたら…。

そうであってくれたなら、本当に嬉しい。



思えば、11月下旬に意識不明になったとき、

皮下輸液で驚異の回復ぶりを見せてくれ、

私をびっくり&喜ばせてくれた。

あのときは猛烈に食欲を回復してくれて、奇跡だと思ったが、

あれから12月29日までの1ヶ月という期間は、

余命を宣告された人が“残された時間”を意識して生ききろうとするように、

まーぶるとの“残された時間”を

頭のどこかで覚悟して過ごすことができた。

そして、今となっては、

まーぶるが

死に別れるまでの猶予期間を作ってくれたように思えたりもする。 



まーぶる。

人なつっこい猫とはまた違う猫の一面を教えてくれて、ありがとう。

野良として生きることの意味をいっぱい教えてくれて、ありがとう。


いつまでも大好きだよ。

ずっとずっと忘れないよ。





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最終更新日  2010.01.03 23:17:43
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