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カテゴリ:うちの庭
山の際に雪は降りつつしかすがにこの川楊は萌えにけるかも 作者不詳 (やまのまにゆきはふりつつしかすがにこのかはやぎはもえにけるかも) 「山あいにはまだ雪が降っていますが、このかはやぎはもう芽吹いています。春が近くなったのだなあ。」 川楊とはねこやなぎのことである。 まだ寒い冬の終わりの庭に、花穂を芽吹かせるねこやなぎ。 冷たい空気の中、柔らかく光沢のある毛皮をまとったその姿は、気品を感じさせる。 万葉集にカハヤギ・カハヤナギを扱った歌は四首あるそうだ。しかし私がねこやなぎの歌といって思い出すのは… ♪やなぎのえだ~に猫がいる だから~ネコヤナギ~ という、天才バカボンのオープニングソングである。 画像は我が家の、雨上がりのピンクねこやなぎ。 出始めの花穂は銀色。段々と赤みを帯びてきて、完全に咲くと緑がかった花粉をつけたしべに覆われる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年03月18日 15時24分56秒
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