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カテゴリ:うちの庭
うちの庭では、冬の間だけ鳥達のための食堂を開くことにしている。 庭の木になった果物や、木の実や、バードケーキなどを鳥達のために用意している。 いろいろな鳥達がやってくる。 オレンジ色の目立つくちばしを持ち、群れでわーーっとやってきて、あっという間にたくさんの柿をたいらげて行くムクドリ。 朝早くから「ひ~よ~、ひ~よ~」と高い声で鳴いて果物を催促するヒヨドリ。 立派な羽があるのに、なぜかいつも地面をタタタッと走っているセキレイ。 つがいで仲良くやってきて、地面をつついて虫を摂ったり庭の木の実を食べる、模様がきれいなツグミ。 ツグミは毎年春のある日、必ずうちの前の電線に集合して、群れになってから渡っていく。集合場所や日時をどうやって知らせあうのか、不思議だ。 寒い朝も早くからデデーポッポーデデーポッポーと低い声で鳴いて、地中の虫をつつくキジバト。 枯れたヤグルマギクの茎にたくさん止まって、細かい種を一生懸命食べるカワラヒワ。 小さな体でみかん一個くらいぺろりと食べる大食漢のメジロは甘いものが大好きで、娘が食べ終わった後のグレープフルーツに残ったお砂糖入りの果汁に喜んで集まってくる。 物まね上手なモズは丸々太っているくせにとてもすばしっこくて、小さなカエルやトカゲを捕まえては枝にぶら下げていく。 庭の風景の寂しい冬の間、鳥達の様子を観察するのはとても楽しいが、今年もそろそろ閉店の時期だ。 店じまい出血大サービスといこう。 いつもは庭でとれたはっさくや夏みかんや食べた後のりんごやグレープフルーツだが、今日は特別に甘くて水分の多いネーブルオレンジといちごも置いてやった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年03月20日 13時39分22秒
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