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テーマ:中学生ママの日記(17697)
カテゴリ:子供にまつわるあれこれ
今日は子供達の終業式だった。 いつもは、中学生の太郎が自転車通学であるため、二人はバラバラに出かけるのだが、花子の体調が昨日から悪かったので、太郎に「自転車を押して、花を小学校の門まで送ってやって。」と頼んだ。 ヤツは快く引き受けてくれて「ハナ、行くぞ。」とゆっくり歩いて出かけた。 花子は昨夜、腹痛と微熱であまり眠れなかったのだが、今朝は熱も下がっており「まだちょっとお腹が痛いけど、終業式だから行ってくる」というので、心配しながら送り出した。 お腹が痛くなったりしたときのために、温かいお茶を水筒に入れて持たせた。 太郎は部活があるので、お弁当と水筒を持って出かけた。 二人が出かけた後、玄関先に花子の水筒が置き忘れられているのを見つけた。 靴を履く時に一旦置いて、そのまま忘れたらしい。 結局10時過ぎに花子は元気に帰ってきたのだが、その手には太郎の水筒が握られていた。 「あれ?兄ちゃんのお茶、どうしたの?」と聞くと、 「学校行く途中で、お茶を忘れたことに気がついたんやけど、取りに帰る時間がないしなぁって困ってたら、兄ちゃんが『アホか!お前、お母さんがせっかく心配してお茶いれてくれたのに、ちゃんと持って来ないと意味ないやないか!ボケッとしてるから忘れるんやぞ!』ってすごく怒られたけど、しまいには『仕方ないなあ、お腹が痛くなったら困るやろ?僕のお茶やるわ。』ってくれた。」と言う。 自分だって、お弁当の時はお茶が欲しいだろうし、部活(彼はブラスバンドでドラムを叩いている)でものどが渇くだろうに、妹を案じて自分の水筒を持たせてやってくれた太郎が、ちょっと頼もしくカッコよく思えた。 男の子と女の子一人ずつの兄妹なので、ともすると「一人っ子が二人」みたいになるのではないかと思っていたのだが、今のところ、優しい太郎がやんちゃな花子をうまく扱っていて、二人は仲良しだ。 二人産んでよかったなぁと改めて思えた出来事だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年03月24日 13時58分37秒
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