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カテゴリ:うちの庭
シバザクラの花が咲き始めた。 私はこの薄青みがかったシバザクラが大好きなのだが、数年の間、徐々に増え続けた後、今年は株が非常に痩せてしまった。 そこで、新たに2株を買い足して植えてみた。 ここからまた少しずつ増やして「グランドカバー」と呼べるほどになるのを気長に待とうと思っている。 実は、私は株を増やすのがあまり上手ではない。 取り木や挿し木などをして一つの株からどんどん増やすのは、とても楽しい作業なのだが、私がやるとすぐに枯らしてしまう。 挿し木のあと、気合を入れて世話をすると水のやりすぎなどで腐らせてしまうし、気合を入れないと挿した場所さえ忘れてしまい、気がつくとカラカラに干からびていたりする。 ところが悔しいことに、ダンナは挿し木がものすごく上手である。 発根しやすいハーブや夏野菜はもちろんのこと、ちょっと元気のなくなっている木や花の苗からも、魔法をかけたように元気な株を増やす。 一体どうやっているのだろうかと不思議に思うのだが、普通にただ挿しているだけらしい。 ただ挿して、その後の世話をするでもなく彼はほぼ100%根付かせることができるのだ。 先週、庭を歩いていたダンナが、うっかりつまづいてピンクネコヤナギの枝を折ってしまった。 「うわぁ、折れた!」と言いつつ、彼はその枝を地面にザクッと挿して、 「この辺にもネコヤナギがあるといいよね…」とつぶやいていた。 その枝から今朝、新芽が元気に開いてきているのを見つけた。 すごい。心底すごいと感心した。 しかし才能としては地味すぎる…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年03月31日 21時19分00秒
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