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カテゴリ:うちの庭
ゆすらうめの花が咲き始めた。 うちにあるゆすらうめは小さな木なのだが、毎年たくさんの実をつける。 それは、つやのある美しい赤で、少し透明感があって、「まるでルビーみたい」と本物のルビーを見たことのない娘の花子がいつも言う。 モモの実をそのままミニチュアにしたような形の、真っ赤なゆすらうめの実。 残念なことに「とてもおいしい」というほどの甘味はない。 でも、子供達はなぜかこの実が好きらしく、できるだけ濃い色に熟したものを選んでは口に運ぶ。 実のわりには大きな種が入っていて、その周りにくっついた果肉を歯でこそげるように、口の中でうまくクルクル回して食べるのだと、娘が嬉しそうに教えてくれた。 「でもな、おかあさん。もっといいのは大きいすきとおったガラスのコップにサイダーと氷を入れてな、それでゆすらうめを浮かべるのん。宝石の入ったサイダーみたいですごくきれいなん。」 これから満開を迎えるゆすらうめ。 今年も娘を喜ばせる宝石がたくさんなりそうだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年04月08日 07時58分09秒
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