野の花も日々あれこれ考える

今年は梅雨入りまでに雨が多く、気温も上がったり下がったりで、おいしい木の実たちもいまひとつ育ちがよくない様子。
さくらんぼはせっかくたくさん結実したのに、嵐のような風雨に痛めつけられ、その後もびしょびしょと雨が続いたため、全て落果してしまった。
楽しみにしていたさくらんぼ…ちょっと悲しい。

ジューンベリー


いつもの年ならば、今頃もっと大きくなっているはずのジューンベリーの実も、気温が上がらなかったのと日照不足のせいで生育がよくない。
落果はしていないが、あまりおいしい実はならないかもしれない。


ブルーベリー


こちらは悪天候にめげずよく育っている。
東の庭の、ちょうど軒の下になるところに植えているのが良かったのか、激しい風雨にも落果していなくてホッとした。
庭で熟したブルーベリーは、売っているものでは味わえない甘さと香りがあると思う。
特に自家製のジャムは、市販のものとは一線を画す味わい。


梅


立派な実がたくさんなっている。
この木は、自分が数年前には平たい鉢にちんまりと植わっていた盆栽であったことなどすっかり忘れているようだ。
梅酒にしようか、梅シロップを作ろうか、それとも梅ジャムにしてみるか…悩むところ。


びっくりグミ


今年、初めて実をつけたびっくりグミ。
ざっと見たところ20個くらいの実がなっているようだ。
びっくりグミの名の通り、ちょっとグミとは思えぬような大きな実。
これでびっくりするようなおいしい実に熟してくれたら言うことはないのだが…。


あんずも今年は全滅。
やはり低温と日照不足のせいか、小さな実が全て落ちてしまった。

例年、今頃にはあまり姿を見せなくなるはずのムクドリが、いまだに群れを成して近所にうろうろしている。
ムクドリの食欲は恐ろしく旺盛で、昨年はお隣の畑の大きな柿の木に鈴なりになっていた柿も２日ほどで丸坊主にされてしまったほどだ。
うちのブルーベリーやジューンベリーが熟す前に、群れごと移動してくれないかなあ…。