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カテゴリ:子供にまつわるあれこれ
花子が学校から帰ってきて
「お母さん、今日ねー、先生に葉っぱをいっぱいかぶせられたー!」 と言う。 先日から、お掃除で校庭の当番になったと聞いていた私は、集めた落ち葉を頭からかぶせられる花子の姿を想像して 「なんでそんなことされたの?!」 と憤慨した。 すると花子はちょっと照れくさそうに 「あのさ、今日、委員会の仕事でちょっと失敗しちゃったから…」 なんだとお?! 花子は放送委員なので、朝やお昼の放送、掃除の時の音楽、帰りの放送などをする。 しかし、そういう仕事で失敗したからといって、頭から葉っぱをかぶせるなんてひどすぎるじゃないか。 どういうことか詳しく話して、というと花子は 「お昼の放送のとき、自分では音量が分からなくて、すごく小さいボリュームになったまま放送しちゃって、クイズとかが聞き取りにくかったんだって。それで先生が『いつもみんなが楽しみにしてる放送なんだから、そういうのは責任持ってきちんとしないとダメだぞ!みんな聞こえにくくてすごく残念がってたぞ!』って言われてん。そしたら他の先生も『そうそう!せっかくの楽しい放送が聞こえないと残念だから、今度から気をつけて頑張ってね!』って…。」 「それで?」と聞く。 「それだけ。いろんな先生に葉っぱかぶせてもらって、ちょっと嬉しかった。」 …なるほど。 やっぱりいつものやつか。 なんだかおかしな話だと思っていたのだが、やっぱりな。 花子は頭から葉っぱをかぶせられたのではなくて「発破をかけられた」のだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年06月16日 13時54分58秒
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