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テーマ:小学生ママの日記(28695)
カテゴリ:子供にまつわるあれこれ
先日日記に書いた、花子の新体操レッスンに行ってきた。
朝からちょっと緊張気味の花子だったのだが、受付するまでの間にレッスンに使う会場のドアから覗いたアシスタントの女の子(新体操をやっている、小学校高学年から中学生くらいの女の子たち)の尋常でない柔らかさや動きを見てからは、すっかりびびってしまい、いつものマシンガントークはすっかりどこかへ消え去り、世にも珍しい「への字口で真面目な顔の花子」が出来上がっていた。 それでも、この一週間ほどはしっかり柔軟をしてきたし、長い間バレエを頑張ってきたという自信とプライドも少しあって、フープを受け取ってからはキラキラした目で会場に入っていった。 親たちは二階の観覧席で見学ができるようになっている。 この床に敷かれたマットは、来月ここのメインアリーナで行われる、新体操ワールドカップのファイナルの時にも使われるものだそうだ。 さて、観覧席に着くと、花子たちは学年別にグループ分けられ、マットの上に整列していた。 (最後列が5・6年生のグループ。黄色いシャツの子とグレーのシャツの子の間にいるのが花子) 完全な初心者向けの教室なので、高学年の子は少ない。 やはり新体操の性質上、小さいうちからでないと無理だろうと考える親が多いのだろう。 一年生が圧倒的に多い。 はじめは体を使うゲームなどをして体慣らしをしていたが、柔軟体操の時間になると、極端にレベルの高い練習になる。 前屈もいきなり「おなかも胸もアゴもおでこも足につけたまま10数えましょう」なんていわれるし、左右の開脚も「まっすぐになるように開いて、おなかと胸を床にぺたんと付けましょう」だ。 花子は明らかに面食らっていた。 バレエの柔軟よりもずっと荒っぽくて高度なのだ。 上体そらしも前後の開脚も「ええ?!いきなりですか?」とつっこみたくなるような速度で、コーチの指導が進んでいく。 どれもバレエでやってきたことだが、でも、どれもバレエのそれとはまったく違う。 あとで花子は「そんなことしたらバレエやったら怒られるで!っていうようなポーズばっかりでびっくりやったわ~。それに私は床の上しか知らんかったから、マットの上で柔軟するのが慣れなくて難しかってん。」と言っていた。 そしていよいよフープの練習。 新体操の手具の扱いは生まれてはじめての花子。(床の上、左から3番目) バレエのクセが抜けなくて、腕をふわっと曲げてフープを持ち、しかもびびってしまっていて腰が引けている。 新体操では胸を張って、腕をぴーんと伸ばして持ち上げなくてはいけないらしいが、バレエを長くやってきた子にとって、胸をそらして立つことはものすごく難しいようだ。 …とまあ、こんな風にバレエとは本当にちがうんだなぁと感心した半日だったのだが、当の花子は案外面白いと思ったらしく、家に帰ってからフープを投げる練習をしたり、立ち方をチェックしたりしていた。 そしてお風呂上りの柔軟では「次のレッスン(12月)までに開脚は前後も左右も余裕で180度を目指すから!」と宣言。 そしてこんなこともやっていた。 本人は新体操の練習のつもりだが、左手がバレエの手になってしまっている(笑) 頑張れ!! でも実は、その半分の情熱で良いから、勉強にも身を入れて欲しいと願う母なのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年10月10日 11時00分12秒
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