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テーマ:介護・看護・喪失(5316)
カテゴリ:実家(陽気な父・明るい母・おもろい妹)
明日から3日間、父の介護の手伝いをするために、大阪の実家へ帰ることにした。
子供達はその間、殿の実家へ泊めてもらうことになった。 父の退院後、週末ごとに妹夫婦がこまごまと買い物をしたり、母の手伝いをするために、実家へ通ってくれている。 先週は、使いづらい部屋の配置をいろいろと工夫して模様替えしてくれたらしい。 ずっと妹夫婦ばかりに負担をかけていることが、私はとても申し訳なかった。 それで、ちょっと無理をしてでも2泊する形で帰りたかったのだ。 (一泊では結局なんの役にも立たないまま帰ることになってしまって、返って母に負担がかかるばかりなのだ。) 「金曜日からちょっと行くわ」と電話すると、母も父もとても喜んでくれた。 本当は孫達の顔も見られるともっと良いのだが、学校を休ませてまで連れて行くわけには行かないし、春休みに入るとすぐピアノの発表会やテニスの集中レッスン、塾の春期講習などがあって、子供達の予定は4月に入るまでギチギチだから、ずいぶん先まで行けないことになってしまう。 それで、4月にはまた子供達も一緒に泊まりにいくということにして、とりあえず私だけでも少し出かけてこようと決めたのだった。 花子は「私、金曜日くらい休んでもいいのに…。ばーばのおつかいやらじーじのリハビリのお手伝いがしたかったなぁ…。」と残念がっているが、彼女は先週インフルエンザで丸4日も休んだあとなので、気持ちだけありがたく頂戴して(笑)、花子も留守番組に入った。 ありがたかったのは、義両親が快く「行っておいで」と言ってくれたことである。 孫達を泊まらせてゆっくり一緒に過ごせることも楽しみなのだろうが、彼らはいつも大阪の両親の心配をしてくれて、「あんたは長女なんやで、ちょくちょく行ったらないかん。」と言ってくれるのだ。 時にはいろいろ行き違いもあったりするけど、基本的には心の優しい田舎のじーちゃんばーちゃんなのだ。 本当にありがたいと思う。 (ただ、殿のわがままにはついていけないらしく、「太郎や花ちゃんが来るのは嬉しいけど、あんたとこの殿さんはちょっと…(汗)」と言っている。 まことに申し訳ないとは思うが、製造元が責任放棄するのはいかがなものかと思うので、3日間頑張ってもらうことにした。) 母の話だと、落語のビデオやCDはとても喜んで見たり聞いたりしているらしいので、新しいものをまた少し持っていくことにした。 一日に一度くらい笑うことがなければ、気分がだんだん落ち込んでしまうだろう。 なにしろ父も母も大阪生まれの大阪育ちで、父は口を開けば冗談ばかり言って人を笑わせていた人なのだ。 そんな大阪気質の二人が、笑顔のない家で二人で過ごしているのかと思うと、なんともいえず悲しい。 落語のビデオと学習療法の教材。 なんとなく、私の心の拠り所となっているこの二つを、きちんと使えるように整理してこようと思う。 音読の教材には、昭和の懐メロの歌詞や、童謡・唱歌の歌詞も取り入れることにした。 こうして座ってパソコンに向かっている間も、気が焦ってしまって落ち着かない。 どうにかして、なにか少し、張り合いのある毎日を過ごすためのきっかけを作ってやりたいのだ。 たった2泊3日だけれど、できる限り頑張ってこようと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年03月08日 13時16分55秒
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