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テーマ:食べ物あれこれ(50338)
カテゴリ:美味しいものの記録
先日、沖縄旅行に行った友人が、沖縄の珍しい調味料と一緒に「海ブドウ」なるものを送ってくれた。
海ブドウとは、海草の一種らしいのだが、私は実物を見るのも食べるのも初めてだった。 友人が送ってくれた海ブドウは、生のままパックにキラキラと並んでいて、いかにも「生きている植物」と感じさせるほどの新鮮さだ。 友人の勧め通り、着いたその日のうちに青ジソのドレッシングで食べてみると、プチっと弾ける歯ざわりとトロリとする食感が楽しくて、そしてクセのない味に、家族みんながすっかりはまった。 特に、プチプチとかコリコリに目のない花子は、この見た目も美しい海ブドウにすっかり夢中だ。 先月、沖縄に修学旅行で出かけた太郎も、これは食べるチャンスがなかったんだと言って、とても喜んだ。 そんなおいしい体験があって、そして私は今日、スーパーの沖縄フェアで海水漬けの海ブドウを見つけた。 でも、それは友人が送ってくれたあのキラキラは感じられず、全く別のものに見えた。 私には、友人が生の海ブドウをわざわざ送ってくれた気持ちが、改めて分かった気がしたのだった。 友人は現地から、おいしくて楽しいお土産を一杯箱に詰めて送ってくれた。 それは、バタバタと忙しくてふと気付くと空虚な毎日を送っていた私を、一気に元気付ける魔法のようだった。 中でもこの、美しい海ブドウとの楽しい出会いは、ずっと忘れられないものになった。 友人もまた、沖縄で一生忘れられない素敵な思い出をたくさんたくさん作ったことだろう。 我が家にも沖縄の風が吹いた今年の春だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年05月21日 12時57分15秒
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