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テーマ:虫!(822)
カテゴリ:うちの庭
ブルーベリーの枝先に、先日から気になっている部分があった。
それは蜘蛛の巣らしき糸が張られていて、そこに黒い小さな粒が沢山あつまっているものだった。 砂粒が風で飛んで来たにしては、いやに粒ぞろいだし、虫のフンという感じでもなくて…数日前、近くまで行ってフッと息を吹きかけてみた。 すると… 黒い粒々たちは、いっせいに大慌てでわーーーっとばらけて行った。 そう、黒い粒々は蜘蛛の赤ちゃんたちなのだった。 そういえば、2~3日前に見たときよりも、粒々のかたまりが少し大きくなっていた。 小さな小さな蜘蛛の子達は、小さいながらも脱皮して成長しているのだった。 しばらくしてもう一度見てみると、さっき「敵が来たー!散らばれーーーっ!」と散らばった子供達は、また団子状に固まっていた。 一塊になっているほうが、鳥や他の虫達に狙われにくいのかもしれない。 太郎も面白がって見に行き、花子もふぅっと吹いては散らばる蜘蛛の子たちを眺めていた。 二人とも楽しんで見ていたが、うっかり巣から落ちてしまう子は、そっと手のひらで受けて、巣に戻してやっているようだった。 そして今朝、蜘蛛の子たちは一匹残らず巣立っていった。 ある子はつーーーっと糸をたらして地面に降り立ち、またある子は枝先の葉っぱから小さなターザンのように糸にぶら下がって風に乗って行ってしまった。 そんなふうに、誰が出発の合図をしたわけでもないのに、みんないっせいにいなくなってしまった。 ちょっぴり寂しくなってしまったブルーベリーの枝先。 みんな元気に育って、庭の悪い虫をたくさんやっつけてくれるといいなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年05月21日 12時22分05秒
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