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テーマ:中学生ママの日記(17695)
カテゴリ:子供にまつわるあれこれ
太郎の中学の体育祭が行われた。
太郎は、運動が苦手というわけではないのだが、体育祭があまり好きではないらしく「見にこなくていいよ」と言うので、3年間、一度も見に行っていない。 だが、その様子はいつも帰ってきてからおもしろおかしく聞かせてくれるので、私はいつもそれを楽しみに太郎の帰ってくるのを待っている。 そして夕方、日焼けしてちょっと疲れた様子の太郎が帰ってきた。 「ご飯、なにか食べたいものある?」と聞くと、よくご飯を食べに行くお料理やさんに、お刺身定食を食べに行きたいと言う。 それで太郎はシャワーを浴び、殿がお店に予約を入れて、出発することになった。 すると、太郎の友達からメールで「体育祭の打ち上げをファミレスでするから、7時にショッピングセンターで待ち合わせをしよう」という連絡が何件か入った。 太郎に詳しく聞くと、3年生は体育祭のあとにクラス単位で打ち上げをするのが恒例となっていて、今年もクラスの数人が幹事となって人数を集めているのだという。 太郎は「僕は行かない」と言うので、そのまま予定通り家族で食事に出かけ、体育祭の話をいろいろ聞きながら家族でご飯を食べた。 私は古臭くて頭が固いので、我が家の子供達に、中学生のうちは友達と子供ばかりで飲食店に出入りすることは許していない。 (ただし、夏休みに塾の授業が朝から夜遅くまであった日は、塾の近くにある近くにラーメン屋さんくらいは行っても良いことにした。) 私が中学生だった頃は、学校で禁止されていたことだったが、今はみな日常的に、遊びに行った先で友達と飲食店へ入ってご飯を食べたりするらしい。 しかし、基本的に、中学生の体育祭の後に打ち上げなんてする必要があるんだろうか、と私は思う。 高校の体育祭のように、自分達で立案したり運営する部分が多ければ、その成功を祝して、または労をねぎらって、ちょっとご飯でもみんなで食べたいという気持ちは分かる。 だが、ことは中学生の体育祭だ。 親に体操服を洗ってもらい、ゼッケンをつけてもらい、お弁当を持たせてもらって、学校の先生が作ったプログラムにそって競技を進める子供達の、どこに打ち上げの必要があると言うのだろう。 「大人の気分は、大人になってから味わうことに値打ちがある」「年齢相応でないことは、本当はかっこ悪い」というのが我が家の方針なので、『打ち上げ』などということは、本当にその意味が分かる歳になってからでよろしい、と思っている。 今、しなければならないこともこなせていないのに、今しなくても良い事まで手を出すなんて、それこそ10年早いわ!と言うことだ。 文化祭の時にも、おそらく同じように、いや、ひょっとするともっと大規模に打ち上げは開催されるのだろう。 でも、我が家は許可を出さない。 私は頭が固くて古臭いおかんなのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年09月12日 01時15分01秒
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