私が利用している証券会社の、”ココがすごい!”と思うサービスを順に紹介していく企画の第2回。
(前回の日記)
〇松井証券のココがすごい!-証券会社の使えるサービス(その1)
今回は、信用金利に着目してみた。
1.むさし証券トレジャーネット:信用金利1.35%
日証金が、3月9日約定分から貸借取引金利を0.04%引き下げて0.6%とするのに合わせ、
最低水準の信用金利を提示している証券会社群の買方制度信用金利が、1.39%から1.35%に引き下げられている。
私が信用取引に愛用している”むさし証券トレジャーネット”でも、制度信用の金利が1.35%となった。
他にも、みずほ証券なども1.35%の金利となっている(取引手数料が比較的高めの設定なのが残念)。
(関連の日記)
〇信用取引金利1.39%に
2.東海東京証券:信用金利0.9%
今回は、上記の内容で終わるつもりだったのだけど、ここにきて衝撃の展開が。
信用金利最低水準の証券会社群より更にわずかに低い金利の設定を2014年頃からしている東海東京証券が、
なんと今回のタイミングで、衝撃の0.9%の制度信用金利を設定。
あわせて、オンラインの信用取引利用者を対象に、2017年3月までの現物・信用取引手数料が無料という太っ腹のキャンペーンを展開中。
ネット証券の秩序を揺るがす攻勢をかけてきている。
ということで、私も口座開設の手続きを行ったところ。
3.感想など
見過ごされがちなのだけど、信用取引を行うえでの最大のコストは信用金利。
例えば、平均して1000万円分を買い建てているとすると、
信用金利が1%違えば年間で10万円の差、2%違えば年間で20万円の差となる。
平均して5000万円分を買い建てているとすると、
信用金利が1%違えば年間で50万円の差、2%違えば年間で100万円の差となる。
信用取引用の証券会社を選ぶなら、信用金利が低い会社が有力な候補となるだろう。
それから、”信用取引=危険な短期の投機”というイメージがまだまだ根強いのだと思うのだけど、
PER10倍前後、PBR1倍以下、自己資本比率50%以上、おまけに配当利回りが3%程度以上で優待付きなんていう銘柄がごろごろしている状況で、ついに制度信用金利が1%割れ。
中長期的な視点で投資の期待値を高めるための手段としても、制度信用取引はますます有用となってきているような気がしてならない(言うまでもなく、低レバレッジでリスクをコントロールすることが前提だけど)。
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