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カテゴリ:信用取引
ㅤ今回は、私が利用している証券会社の、”ココがすごい!”と思うサービスを順に紹介していくシリーズ。
今回は楽天証券で株式売買手数料を無料にする方法について。 (関連の日記) 〇取引手数料無料の世界ー証券会社の使えるサービス(その3) ○信用金利0.9%時代ー証券会社の使えるサービス(その2) 〇松井証券のココがすごい!-証券会社の使えるサービス(その1) 0.株式取引手数料無料時代の到来か ネット証券のサービス競争が激化してきているのだろうか。 前回も、東海東京証券の期間限定キャンペーンで、株式取引手数料が無料になるというのを取り上げたのだけど、 〇取引手数料無料の世界ー証券会社の使えるサービス(その3) なんと、大手の楽天証券でも、若干の手順を踏めば、取引手数料無料で株式の売買ができる。 ネット証券界隈では、もはや株式売買手数料で儲けるというビジネスモデルは成り立たない状況まで競争激化か。いよいよ株式取引手数料無料時代の到来かも。 1.いちにち信用で現引き・現渡し 楽天証券では、当日決済の日計り売買を前提とした”いちにち信用”の手数料が無料となっている(なお、空売りの場合には一部の銘柄で特別空売り料が必要)。 ちなみに、300万円以上の取引の場合は金利も0%(7月末までは100万円以上)。 (参考) 〇デイトレードにおすすめ!「いちにち信用」&「特別空売り」(楽天証券) 〇いちにち信用取引 売買代金100万円以上 金利・貸株料0%キャンペーン(楽天証券) 楽天証券の”いちにち信用”で秀逸なのは、現引き・現渡し手数料も無料なこと。 ”いちにち信用”と現引き・現渡しを組み合わせることで、現物株の売買を実質的に手数料無料で行うことができる。 その手順とは、 現物株買いならば、「信用買い+現引き」の組み合わせ。 現物株売りならば、「信用売り+現渡し」の組み合わせ。 (関連の日記) 〇信用取引で売買手数料を節約 なお、”いちにち信用”利用時の注意点としては、その日のうちに決済しないと、翌営業日に強制決済となり、その際にはオペレーター取次手数料(30万以下3,510円、30万円超3,726円)がかかること。 2.超割コースの大口優遇でも信用手数料無料 それから、楽天証券には信用取引手数料を無料に出来るもう1つの道がある。 それは、超割コースの大口優遇。 ”いちにち信用”と違い、制度信用や無期限一般信用の手数料も無料。信用金利はかかるものの、その日のうちに決済しなくてもよいので当日に決済を忘れるリスクがある指値注文などでは便利。 (参考) 〇超割コース 大口優遇とは何ですか?(楽天証券) 大口の判定基準は下のとおり。 ちなみに、私は”貸株平均残高5,000万円以上”という項目を使っています。 (参考) 〇貸株サービスが熱い(その5) 3.感想 楽天証券は、ガツガツしたところが無く、おおらかな社風なんだろうと思うことが多い。 例えば、株式の出庫手続きもネット上での手続きだけで3日程度で完了する。 他の証券会社が、やたらと項目が多い申し込み用紙への記入を求め、期間も2週間程度かかるのと対照的。 そうなると、逆に、どこの証券会社に置いておいても良いような株式については、いつでも簡単に出庫できる楽天証券に集めておくのが有利となる。 そういったことで、最近は楽天証券をメインの証券会社にしている(その他では、貸株金利を比較してカブドットコム証券やマネックス証券、信用ポジション用には金利0.9%の東海東京証券、指数先物は現物株を担保にできるカブドットコム証券 など)。 それから、私が尊敬する山崎元さんを客員研究員に迎え、証券会社としては不利になるようなことも含め自由な活動を許容しているのも高ポイントかな。 (関連のリンク) 〇山崎元「ホンネの投資教室」 ※同様の分野のランキング。優良ブログが見つかるかも。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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