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カテゴリ:信用取引
ㅤBABYMETALのロサンゼルス公演、大盛況だった模様。SU-METALさん率いるBABYMETALの進化は止まらない。華奢な日本の未だ10代の少女が、大男たちを熱狂させ暴れまわらせ泣かせている。
昨日までの非常識が常識になり、常識が非常識になる世界。 さて、日本の株式投資の世界でも常識と非常識が入れ替わる時が近づいていると思うので、今回はそのあたりのことを。 1.逆日歩銘柄が実に多い 制度信用取引で売残が買残を上回ると、売り方が買い方に支払う”逆日歩”が発生することがある。 最近の日本の株式市場では、逆日歩銘柄が実に多く、先日数えてみると約800銘柄ほどある。通常の売方金利に加えて逆日歩を負担してまでも信用売りをする人たちが多いということ。 もう、株価が順調に上昇していくのが非常識で、いずれ下落するのが常識といった感じ。 だけど、これってデフレ・株安時代の常識なだけで、以前は全く反対だった。 2.逆日歩銘柄がほとんどなかった時代 逆日歩はなぜ”逆日歩”というのか。 日歩とは日々発生する金利のことなのだけど、 私がはじめて株式取引に興味を持った頃、信用取引の売り方は売方金利を負担する必要もなく、それどころか買い方から”日歩”を受け取ることができた。 その頃は、株価は上昇していくのが常識で、信用売りをするような奇特な人は金利を受け取っていたのだ。(ちなみに、指数先物も今と違って限月が先のものほど高くなっていた) 通常は買い方が負担し売り方が受け取る”日歩”なのだけど、売残が買残を上回ってくると立場が逆転して売り方が買い方に日歩を支払うことになる。通常とは逆だから”逆日歩”。 当時、逆日歩がつくような銘柄は、仕手介入で株価がかち上げられているようなものだけで、普通の銘柄に逆日歩がつくようなことはほぼ無かったように記憶している。 3.買いは家まで売りは命まで ”買いは家まで売りは命まで”。安易な信用売りをいさめた相場格言。 少し考えてみれば、 株価下落のリスクは最悪でも株価0円までなので、信用買いの場合の損失は最大でも建玉金額まで。 一方で、株価上昇のリスクは青天井。超絶好材料がでたり突然の仕手介入などでストップ高が続けば、あっという間に建玉金額の何倍もの損失が発生してしまう(寄らずのストップ高が続けば強制決済もできない)。 ちょっと割高な感じがする程度で、安易な信用売りなどするものではないのだ。 デフレ・株安時代から脱デフレ・株高時代への転換期をむかえようとしているような気がしてならない。 そもそも、大半の上場企業は利益を上げているのだから、長期的には株価が上昇していくのが当然ではないかと思う。 再び常識は転換し、”買いは家まで売りは命まで”という格言が身に沁みる時代となることだろう。 ※投資は、損しても得しても自己責任で! ※ランキングサイトに登録してみました。 にほんブログ村 にほんブログ村
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Last updated
Jun 18, 2017 09:40:02 AM
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