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カテゴリ:四季のこと
予定外の博多遠征。
美女と野獣に行ってきました~。 個人的に博多大好きな私としては、久しぶりに博多に行けて大満足。 (理由はどうであれ、ね。) 懐かしい博多の風景は温かく私を迎えてくれました。 劇場に入るとすぐ左手に京都にもあったルミエールのパネルと ピンクのプリンセス風記念撮影台がドーンとお出迎え。 美女と野獣は今回で5回目の観劇。 さすがに去年の京都で卒業か?!と思っていましたが、 何回見てもいいですね。 まずベルは木村さんでした。 木村さんのベルは2年前の京都開幕2週間目に拝見して以来でした。 ベル=美女にふさわしい可憐なルックスで相変わらずかわいかったです。 しかし、第一声を聴いて驚きました。 ・・花代さん、変わった?? 明らかにレベルアップしてます。(偉そうでごめんなさい) 以前見たときはまさに「変わり者ベル」の歌詞そのもののように 「綺麗だけれど・・」、無難に段取りどおりミスのないように 進めているという感じがしていました。 ところが、今日は歌に表情が出ていて、全体的にやわらかさを感じました。 ベルの後、色々な役を演じて、それを確実にご自分の物にされている、 そして、日々たゆまぬ努力をされているんだなぁという気がしました。 歌は五東さん、演技は野村さんがミックスされたような感じ。 図書館のシーンは野村さんそっくりでした。 なぜだかわからないけど、2曲目までは涙を流しながらの観劇。 普通、ココでは泣かないでしょ。 って曲なんだけど、今日博多に来られたこと、やっぱり美女と野獣は 素敵だ~とか花代さん上手くなってる~とか思いながら見てたら 涙がツツーッと、ね。はずかし~。 そして、野獣は柳瀬さん。 こちらもお久しぶりのキャストです。 柳瀬さんの野獣も以前見たときの印象とまるで違って、すごくよかったです。セリフの間合いが良いので、笑いをよくとっていました。 実際私も何回も見て展開がわかっているにもかかわらず、かなり笑わせてもらいました。 セリフの時から声量があり、相変わらず素敵なお声だなぁとウットリ。 石丸さんのときは前半は声を低く話しているかんじがしましたが、柳瀬さん はあまりその差は感じませんでした。 今回新たな発見をしたのは、図書館のシーンで手すりに置いた 野獣の手の上にベルが右手を乗せて、アーサー王の本を読んでいるところ。 途中で野獣がベルを愛しそうに見ながらおもむろに右手を自分の左手に重ねているベルの右手の上に乗せる。 何とも言えず温かな気持ちになりました。 あんなに好き好きビームを野獣が出しているのを、ベルは気づかないの? ってくらいいい感じでした。 全体的にとても丁寧に野獣を演じておられる印象を受けました。 あと、初めてだったのは野中さんのガストン。 いやぁ、貴重なガストンを見せていただいたというかんじでした。 どうしても「夢醒め」の印象が強くて、どんなガストンなんだろう と思っていました。 今までの声楽系のパワフルガストンとは少し違って、和風な感じでした。 自分に酔うナルシストというよりかは、「ホントはいいひとですよね」 と確認したくなるかんじでした。 歌はさすがお上手でしたね。 江上さんルフウも初めてでした。 今までのルフウより真面目な感じでしたね。 でも、無理矢理おもしろくしようとして余計に寒くなっていた今までのルフウより、自然でよかったです。 がんばっているのに笑いが取れないルフウをみるのは辛いんですよね・・。 今回素敵だと思ったのはポット婦人の奥田さん。 見た目はまだお若そうですが、声がとても素敵です。 包み込むようでありながら、パーンと心にまっすぐ響く声でした。 私は好きです。 そして。 お待たせしました←待ってない? 下村さんのルミエール。 相変わらず素敵でした☆☆☆ 大技小技入り乱れ、楽しませてくださいました。 大好きなナンバー「BeOurGuest」 今までは「うわぁCDと一緒!!」と思って聞きほれていたのですが、 今日はアレンジというか節回しを少しずらしたり、発音がより フランスっぽくなっていて、生で歌われている~っていうことを 実感しました。 「ビッィ~~~ッ ア~~~~~ゥワ ゲェスッ」 の絡みつくような発音、最高でしたねぇ。 オードブルとかの発音も同じです。 途中の間奏で入る「ハァッ♪」とかのCDにない掛け声も健在。 あまりに楽しそうに演じられているので、私も楽しかったです。 ベルとのアイコンタクトがすごく仲良しって感じがして、思わず 嫉妬しましたよ(笑) バベットさんとの絡みは結構あっさりですね。 彼女の腕にキスをしてペッとする所、3回目はブッって唇を鳴らしていて 大ウケでした。 ラストのシーンもバベットとペアになってて羨ましい・・ そう、そのラストのシーンで思わず下村さんの指に釘付け。 下村さんの動作が美しいということはわかっていましたが、バベットを エスコートする一瞬の指先の動きがものすごく綺麗で目を奪われました。 それまでろうそくで隠れてるんですよね。手の部分は。 それが人間に戻って手が見える。 それで余計に手の動きが目に入ったんだろうけど、ドキッとしましたね。 私もああいう動きの美しい人になりたいなぁ。 あとは、ガストンたちがお城に侵入してきたことを報告するところで かなりはっきりと「えーーーーい」と言ってドアを開けておられました。 今までどうだったっけ? こういう細かい発見をすると、やっぱり舞台は生物、何度見ても いいなぁとしみじみしちゃいます。 キャストのみなさんの丁寧な演技を感じることができて、とても いい時間を過ごせました。 下村さんも、カーテンコールではいつもの微笑みを浮かべておられました。 終わるとすぐ駅へ向かう。 大好きな博多を去るのがツライ。 下村さんがいらっしゃるからというのもかなりのウェイトを占めて いるような気もするけど(笑) でもでも、楽しかった~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.09.05 03:10:55
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