あの壇ノ浦で遊ぼう~~弾法も楽しいでしょう‥合同練習
おはようございます。大きな行事が続きました。関係なさそうで,ありそうで、こうして歴史は続いてゆくんだな~~庶民というか私たちのレベルでは、文化の秋タケナワで、10月11月と文化的な催しが続きます。嬉しい事に、琵琶の合同練習が23日あり、4名参加.私入れれば5名。みなさんアシライは習得。弾法では、お一人弾き出し、切り、崩れ1と4とほぼ合格。お休みが続いて久しぶりの人と、そうでない人・・この合同。どういう内容の練習にするか迷いました。基本は「弾けるようになる=弾法の段階的習得」「アシライが弾けるのであれば、語りができますから・・語りにも意識むけてもらう」「琵琶の知識を少しづつ知ってもらう」であることには変化ありませんが・・薩摩琵琶ってなんだろう、季節に合わす、歴史の事件とも無関係ではない「今残る古典曲」はできないとダメ!。ここ栃木県での私の場合「古典曲の依頼は数年に?回。ほとんど地元をテーマ」みんながうまくなる数年後、数十年後・・・習った古典曲だけで通用するや、否や???少なくても演奏時間どんどん❓短縮傾向?だとすると「編曲能力」ないと通用しない?しない活動の場なし?かも・・・はるか昔、電話の向こうで「自分一人で新しい曲できない!誰かが弾いて語ってくれないと・・・」と泣き声交じりの某先輩の声。琵琶歴20年こえる方から、これ聞いた時の驚き・・師匠のように上手くできなくても、自分で楽しむには、琵琶の歌本の「節」守ればできる、なんにも書いてないところは「地声の範囲,下・半・上」と、告げたんだけれど・・・・でも・・・お稽古場で習う事や曲は「基本」。または自分の尊敬する先生の、あの語り方、あの琵琶の音色・・それに近づきたいから、模倣して繰り返して課題をクリア~させる。おさらい会では恥をいとわない。先輩達と私の違いは「そんなに、ない」と思うな~~ただ違ってたのが「琵琶で遊ぼ~~~気持ち満載??」今でも忙しい時ほど、この気持ちが「むくむく」‥困ったもんだ・・【苦笑)このそういえばこのごろ遊んでナイ!・・超真面目に「琵琶奏者:琵琶の先生を演じてる」(みたい)映像をバックに琵琶弾いたり、詩を琵琶語りにして琵琶弾いたり、決まった弾法に「飽きると」即興で琵琶 じゃかじゃか・・子供の頃の「これから琵琶会をはじめま~~す。・・」なんてその延長線?誰も聞いてないし、自分が楽しければよい、少し元気取り戻すと、またちゃんと「弾法の練習、課題曲の練習に戻る」この繰り返し・・親孝行のため、ちゃんと練習するけれど、義務感ばかり?だけ?の毎日は苦しい。そうだ~~すこし異なるけれど「平家物語」‥今なら、イメージしやすいかも・・あの皇室の方の平安装束、「いぎのもの」の姿、傍で動きまわる侍従の方の挙手行動、「バン」の風に舞うさま・・三種の神器を運ぶ様子。最低限の「音」。ゆるやかで「衣擦れの音:‥え~~祝砲;自衛隊の皆様の21発・・これは明治時代の曲に生かしてくださいませ・・「・曲の内容を理解することは必要充分条件(ん?漢字あってるのかしらん?)で、表現するとき「イメージ」できないと、これが苦手???平家物語・源氏物語・枕草子・・まだまだありますが・私の場合イメージできないと演奏できない・・これって大脳はだまされやすい?そうで、もしかしたら「そう~表現しましたか?」「いや~~感動するものもあります(しました‥じゃないのが、ミソ!)」と、よく褒められるような、驚かれるような・・お言葉頂く、それほどの腕では・・っと思うけれど、・今があるのは・・このイメージできないと曲にならない・・この習慣??と、「遊びごころで琵琶で楽しむ・・名演奏家の気分を味わう」というわけで、有名な鶴田先生のCD,田中錦こう先生のCD,これを聞いてもらい、「壇ノ浦」を簡単な奏法を中心で「再現」・・みなさんに{ど~~~ん)ど~~~ん・・びいい~~・曲のはじめの、あの驚きの奏法を薩摩琵琶四弦で再現すると・・こんな感じ・・ついでが、語りも・・CDは名演奏、手の届かない天上の音色・・・でも、遊び心で、聞き模倣すれば・・ね?退屈とも思える「大干の手の最初の音」が、きゃ~~壇ノ浦ですわよ~~両先生の声が好きなら、できるだけしっかり、低めに・・と、ま~色々な解説を交え、みなさん自分の琵琶で「金剛童子のはたおしたててて~」の前まで、実演?独奏?・・それぞれ個性があり、教える私も「なるほどな~」ご感想はいろいろついてゆけない(笑顔)でも、おもしろいえ~平家物語このあとは「お金御払いください~」(冗談調で、笑顔)錦心流にない奏法!ちゃんと錦心流の(すべての)弾法やってみたい。錦心流の大干の奏法やってみてください。流派がある・・という自覚はまだみなさんには薄いけれど・・これだけインターネット情報であふれていれば、どこかでアクセスの多いものはお聞きになっている。違いは、習って見て始めてきがつくような気がします。修行中「自分の先生の演奏だけ聞いてた方が、早く上達する」とアドバイス頂いたので、最初の5年間はそうしていたけれど…先輩達見てて・・??色々ある中で、自分の流派に誇りと「好き」がある方が、楽しいような気がする・・高度:難解な解説交じりなんだけれど「名演奏も、不可能じゃないかも・・全ては無理でも、1つは取入れば・・それに楽しいでしょう?」さ~また次回は「基本重視で、でもこの 壇ノ浦 一応最後まで行き、完成させてみますね・・ちゃんと多分??権ありますのでご注意を‥あ~~栃木県では入場料払い琵琶演奏は、超少なく、あんまりありませんので、他の県とは違うかもしれませんが、その時は平家物語原文でなさってくださいませ。自分で楽しみ、つらい修行を楽しくする方法でありました・・・・ただ聞くだけじゃ、琵琶やる人にはもったいない・・栃木県は「もったいない運動」でして・・・【苦笑)